第456話 『レクイエム』 ジョバンニ・フランチェスコ・アネリオ
な、な、な、なんと、まあ、美しや!
ジョバンニ・フランチェスコ・アネリオさま(1567~1630)と、フェリチェ・アネリオさま(1560ころ~1614)は、ご兄弟で、作曲家さまであったようです。
お父様の、マウリツィオさまは、トロンボーン奏者であったとのこと。
やはり、音楽的環境があったのでしょう。
いつも、逃げ口上で申しますが、『うつうつ』は、音楽史の講座ではございませんで、やましんを慰めてくださいました音楽さんを、ご紹介するのが、唯一の目的であります。
ただ、それだけでは、曲名と、作曲家名を書いたらおしまいになり、いくらなんでも、さみしいので、毎度、多少、味付けをいたします。はい。
ごはんには、おつけものがないと、寂しいです。
フランチェスコさまのほうが、ちょっと有名らしいですが、ローマのお生まれ。
パレストリーナさまからの、『ローマ楽派』と呼ばれます。
この、『死者のためのミサ曲』は、1614年の出版とのことであります。
やましんの薄弱な知識では、一人の作曲家さまが、きちんと作曲した最古の『レクイエム』として知られますのは、名高い、ギョーム・デュファイさま(1397~1474)のものと言われるものの、これは、現存していない。
それは、聞くことができません。
残念❗
出てきてくださいな。
で、現存する最古の『レクイエム』は、ヨハンネス・オケゲムさま(1410年ころ~1497)の作品とされます。
オケゲムさまは、たいへん、複雑な技巧を凝らした作品『ミサ・プロラツィオーヌム』が名高いですが、これは、やましんの歯が立つような作品では、ございません。
そこから、100年くらい、後の作品ということになります。
たいへん、よい、響きのする無伴奏の合唱曲です。
もち、上手に歌わないと、うまく行かないでしょうけれども。
そこが、大問題です。
当時は、音の高さを測定する機械もないし、周波数を測ってはいなかったでしょうからね。
どんな、演奏をしていたのかな。。。
じつは、今生きてる方は、だれも、聞いたことはないわけです。
やましんが聞いておりますのは、イギリス、ハイペリオンのCDです。(CDA66417)
ウェストミンスターカテドラル合唱団。
たまには、この時代の音楽も、どぞ❗
・・・・・・・・うつ 👼 うつ・・・・・・・・・・・・・・・・・
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