第438話 『旧友』 タイケ
やましんの、個人的な感想としては、ブラスで演奏される行進曲としては、人類史上最高の作品であります。
そもそも、『うつうつ』に行進曲が入ってくること自体が、へん?かもしれませんね。
しかし、この、行進曲、非常に深淵な表現の可能性を秘めておりますうえに、なかなか、じゅわじゅわな感情いにゅうが可能です。
やましんは、小学校三年生時代から、なんとも言えない、はかない、人生の哀感を見いだしまして、たまらなく、好きであります。
特に、中間部が、非常に素晴らしい。
繰り返しが、単なる繰り返しではなく、より、音楽が、深くなるものなのだ、ということを、なんとなく、感じたのも、この行進曲からなのであります。
したがって、中間部の繰り返しがないと、ちょっと面白くないです。
まあ、人生の恩人みたいなものであります。
その、17センチレコードは、現在も宝物です。
もっとも、実生活では、さぱり、役にはたってないでしょうけど。
カール・タイケさま(1864~1922)は、ドイツの作曲家。
最初、軍の楽隊で仕事したけど、1889年に
書いたこの曲、上司から酷評されたとか。
『薪にしたら?』と、言われたらしいです。
音楽のわからない、上司だったのでありましょう。
その後、警察官になり、最後は郵便局にお勤めしたそうです。
これに匹敵できるのは、川崎優さま(1924~2018)の、『万国博行進曲』のみ‼️(やましんの個人的な感想です)
・・・・・・・・うつ 😂 うつ・・・・・・・・・・・・・・・・
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