第388話 『グリーン・スリーヴスによる幻想曲』 ヴォーン・ウィリアムス
やましんは、ちょっと古い、トランジスターラジオさんがすきです。
最近は、とっても軽くて、持ち歩きには良いけど、音も軽くて、あまり、よくありません。
むかしの、トランジスターラジオさんは、集積回路とかなかったので、部品がぎっしり詰まっていて、なかなか、どっさりとした重みがありました。
音も、それなりに、どっさりとしていましたような。
また、あえて言えば、しろとが、修理する余地も、かなりあったわけです。
壊す余地も。
やましん、よく、壊しました。
ときに、むかしのトランジスターラジオさんを見ておりますと、周波数ダイヤルに、なぜか、三角形印が、ふたつ、見つかる場合があります。
600KHzと、700KHzの間と、1200KHz
あたり。
なんだこりゃ?
一方、やましんの手元に、むかし、アメリカの政府筋あたりが作った、核の民間防衛のためのビデオがあります。
核実験の現場が紹介されてますが、防衛って、あなた、核爆発させたばかりの現場に、普通の服装の人たちや、兵士さんたちが、普通に入っていろいろ、吹き飛んだおうちや、自動車など、見て回っていますので、日本人がみたら、お口があんぐりになてしまいそう。
まあ、冷戦時代の異物(遺物)と言えば、そうなんでしょう。
で、ラジオさんの印は、核戦争が起こった場合に、民間に情報を伝える放送に使われる周波数の目印な、わけです。
日本製のラジオでも、輸出用も兼ねてたものには、印が付いてたらしいです。
実際使われたことはない、と、思いますけども。
アメリカ国内の核戦争への危機意識は、相当なものだったわけです。
ビデオでも、いざというときは、行政には、期待できないから、じぶんのみは、じぶんでまもれ、と、おっしゃいます。
最近の、日本の大雨。台風。地震対策も、同様に、おっしゃいますな。
で、この曲と、なんの、関係があるの?
ありません。
そこが、良いところです。
お風呂で、のんびり、聴くには、最高の、じゅわじゅわ度がある、良い音楽です。
途中に現れる、フルートのソロは、日本的にさえ、聞こえてしまいます。(日本人には。)
最近の日本は、当時のアメリカと、似たような状況にありますような。
・・・・・・・うつ 👕 うつ・・・・・・・・・・・・・・
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