第384話 『交響曲第4番』 ブルックナー
1874年11月に完成。
当時のウイーン・フィルは、事実上演奏を拒否したらしく、なかなか公開には至らなかったらしいです。
内部で、どういう力がどのように働いていたのかは、わかりませんけれど、『楽団』さん自身が話すわけはないので、どなたかの意志がそういう結論に達したのでしょう。
しばらくして、大幅に改定し、ハンス・リヒターさまの助力があって、1881年2月20日に、ついに初演。
大成功となったとのこと。
実際のところ、現在にあっても、ブル先生の交響曲のなかでも、一般的な人気が高い作品かと思います。
『ロマンテック』なんて呼ばれる作品です。
自分で名前を付けたらしい。
いかにも、ブル先生らしいという意味では、その、ひな型を成した作品。
ブル先生のファンのかたや、コアなクラシック音楽ファンにしてみれば、『5番』、『7番』、『8番』というあたりの方が力はあると思うところではありましょう。
やましんは、あいかあらず、へそ曲がりなので、『6番』が、わりと好きです。
ただこの曲、終楽章が、少し難しいです。
ポピュラリティーというところでは、惜しいところではありますが、音楽自体は、むしろ素晴らしいかも。
ちなみに、この曲の世界初録音をしたのは、カール・ベーム先生であったそうです。(1936年6月)
ベーム様と言えば、やましんがまだ高校生とか、というあたりにウイーン・フィルとともに来日され、日本の聴衆をびくりさせたものです。1975年だったか。
昔の話ですが、おもいでと言うものは、印象的に言えば、さっきの出来事と、そうかわらないものです。
いじめられた~~~~~と、おもうものは、さらに、なまめかしい。
ベーム先生は、オケの新入りをいじめるのでは、有名だったらしい。
ブルックナー先生は、この先、ハンスリック先生一派に、必要以上にいじめられたようですから、そのうらみは、相当なものだったかも。
皇帝陛下に、なんとかしてくれと、直訴したと言いますからね。
さて、天国があれば、どうなっているのやら。
人を呪うと、自分にも帰ってくると、申します。
もし、怨むなら、科学的、合理的、客観的、合法的にやらなくてはならないのか。
しかし、もっと良い方法が、あるかもしれないな。
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