第361話 『交響曲第2番』 ブルックナー

 ブルックナー先生、48歳の時期にかいた交響曲です。


 そろそろ、この時期になりますと、職場のなかで、頭角をあらわして、出世するためには、できのよくない同僚や、先輩とは、縁切りし、役に立つ上司に取り入るなど、かしこい

戦略が必要な時期にあります。


 なので、やましんと、なかよくしていた、多くのひとが、やましんから離れて行きました。


 ま、気にするやましんじゃありません。


 ブルックナー先生も、この作品あたりから、独自の音楽の道をきりひらいてまいります。


 まだ、いくらか、隙間がたくさんある、まあ、よく言えば、風通しの良い交響曲です。


 あまり、込み入った、深い森にはなってないです。


 しかし、このあと、第3番を経て、なんだか、いささか、ブルックナー先生らしい、ハチャメチャさを発揮しながら、ついに、傑作第4番に到達するのであります。


 この、世間一般なんか通じない、変人にして、しかも、信仰心の深いおじさまが、だれも、到達してない場所に、行き着くのであります。


 そう。


 ブルックナー先生の、壮大な山登りがはじまるのでありました。


 この、スケルツォ楽章なんか、才能が火を吹き上げてますもん。



  ・・・・・・・うつ  🤲🤲🤲 うつ

🕯️ 👼・・・・・・・・・・・・

 


 

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