第297話 『夜想曲第1番』 フォ(ー)レ

 フォーレ先生(1845~1924)は、フォレ先生としたほうが、より正しいのだと、いうことであります。


 『夜想曲』は、13曲あるのだそうですが、晩年になると、だんだんと、しぶくなってきたよなあ、と、思います。(最近あまり、聞いてなかった!)


 この第1番は、うにゃうにゃと、複雑な相念が渦巻く、まあ、なかなか手強いところはあるものの、独特の美しいメロディーが魅力的で、しかも、ショパンさんよりも、だいぶ、後の世代だけに(第一次世界大戦のあとまで生きておられました。)、近代的な雰囲気も匂わせるのでありまして、それなりに、夢の中なんだけど、現実ばなれしすぎない、ある種の客観性が常にあるような(やましんの個人的感想)気もいたします。


 日本では、宗教関係なしで、なぜか(きっと、たいへん日本人好みな音楽なんですな。)、『レクイエム』が、圧倒的に人気がありまして、そういうところは、ちょっと、なかなか、たいへんに、興味深い作曲家さんなのであります。(合唱は、アマチュアでも、まあ、やさしくはないけど、あまり無理しないでも、歌える。しかも、歌っていて、とても、良い!なんせ、テナーには、おいしい部分がいっぱいあるし。変な言い方ですが。)


 この『夜想曲第1番』は、それに次ぐくらいの、人気があるんじゃないかしら、とも思いますが、まあ、お子さまには、ちょと、この、あまずっぱいだけじゃない、取り返しのつかない苦みは、難しいかい?


 いやあ、やましんには、難しいのかな?




 ・・・・・・・うつ 😢😢😢 うつ ・・・・・・

 


 


 


 


 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る