第298話 『子守歌~ドリーから』 フォ(ー)レ

 フォーレ先生が続きます。


 ピアノ連弾用の作品で、全体は6曲からなる、ドリーちゃんのために書かれた作品。


 ドリーちゃんは、本名はエレーヌさん。


 お母様は、後にドビュッシーさんの奥さんになった方なんですが(1908年に結婚)、この曲集全体は、1898年に初演されているのですが、『子守歌』は、すでに1893年に単独で書かれていたものなのだそうです・・・・・・


 つまり、まあ、この背景には、なにやら、非常にややこしいできごとが、あったことを、なんとなく、窺わせるわけです。


 しかし、『うつうつ』では、そういうことはあまり立ち入らないわけです。


 ときに、この曲、NHKのテレビ番組で最近使われているようですが、以前、NHK・FMの、クラシック音楽番組のテーマ音楽だったのでありまして、やましんなどは、そっちのほうが懐かしい。


 むかし、高校生時代とか、20歳台とかに、長期入院していたころなどは、けっこう一日中、FMでクラシック音楽が聴けたのです。


 最近は、人気がないのか、NHKさんの方針なのか、クラシック音楽番組は少なくなるばかり。


 民放さんと同じことを、NHKさんがやってどうするの?


 とは、クラシック音楽ファンの、一般的な愚痴なんだと思います。


 え、それもまた、ともかくも、この曲、すっごく、良い曲なんです。


 かわいい、かわいい。


 しかも、美しい旋律と、一発転調の妙味がすばらしい。


 連弾の良さが浮き上がる!


 『うきうき』に入れるべきかもしれないけど、癒し度が非常に高いので、ここに入りました。(個人差あり!)


 親たちの恋の争いは、こうした、純粋な音楽を生み出したわけですから、人間というものは、すごい生き物なわけですが、やましんには、あまり縁はなかったのであります。


 恋なんか、疲れるだけだ。


 いいことなんか、ないよ。(あ、気にしないでください! 落ちこぼれさんの愚痴ですから。)




 ********** うつ 💛 💛 💛 うつ **********


 

 

 

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