第274話 『カロミオベン』 ジョルダーニ
お弁当では、ありません。
『愛しいわたしの想うひとよ』
くらいの意味合いのようです。
片思いの、お歌らしいです。
『イタリア古典歌曲』と呼ばれる分野の代表曲みたいなお歌。
声楽を志す方は、間違いなく、習うんだろうと思われる有名なお歌。
しかし、ジョルダーニさま作曲というのは、間違いないようですけども、やましんのCDも、ジュゼッペ・ジョルダーニさま(1743~1798)の作品とされ、ただし、トマゾ・ジョルダーニさま(1733~1806)の作品という、説もあり、と、なっておりますが、最近は、どやら、後のほうが正しいとされているようです。
(とくに、親類でもないらしいです。)
いずれにしても、この、端正で、美しい造形の、ちょとだけ、涙がぽろっとしてしまうお歌さんたちは、パリゾッティさまとおっしゃる、1835年生まれの研究家(作曲もしたよう)さんが収集して、出版したもので、『イタリア古典歌曲集』という、お名前も、そこから来たようです。
近代イタリアオペラの、壮大なアリアとは、ずいぶんイメージが違います。
サッカー・ワールドカップの開会式で聞かれたような、はっでな音楽だけが、イタリアの代表と思ったら、道を間違えるかも。
・・・・・・・うつ 💋 👄 うつ・・・・・・・・・・・・・・
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