第270話 『交響詩 中央アジアの草原にて』 ボロディン
ボロディン先生が続きます。
やましんが、小学生低学年時代から聞いていた作品。
それは、17センチのドーナツ盤で、45回転でした。
凄まじいスピードで、レコード針が駆け抜けてゆきます。
ささやくような、開始。
そこから、ゆったりとした、2つの主題が交互に現れ、やがて絡み合うように進行します。
レコードの進行速度と、なんだか矛盾するのです。
大変、素朴な作品で、いかにも、良くできるアマチュアさんが、書いたものだと、自ら言っているような、そんな気がします。
しかしながら、これが、他のどんな複雑な『交響詩』も、けっして描けない、妖しく、神秘な世界を、目の前に、現出させるのであります。
またく、魔法のようなものです。
ボロディン先生は、魔法使いだたのか?!
化学者ですから、確かに魔法使いの子孫かも。
1880年4月8日初演。
・・・・・・・・うつ 🐪 うつ・・・・・・・・・・・・
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