第125話 『アランフェス協奏曲』 ロドリーゴ  

 あまりにも有名すぎて、やましんごときが書くことはなにもないに違いない、と、申し訳なく思ったりもいたしますが、ホアキン・ロドリーゴさま(1901~1999)の超傑作。


 初演は、1940年11月9日。


 ギターを弾いたのは、レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサさま。


 イエペスさまの先生でも、あったかたです。


 第2楽章が、有名すぎて、『アランフェス協奏曲』というと、ここだけだ、と勘違いしているかたが、もしかしたら、いくらかいらっしゃるかもしれません。


 たしかに、あまりに美しくも感動的な第2楽章ですが、実はこの前後の楽章がなかなか素晴らしい音楽で、ここがあるからさらに第2楽章が輝くのであります。


 なので、聞くならば、せっかくなので、全曲聴くのがよいように、やましんごときは思います。


 個人ごとですが、これから、ちょっと遠方で、お通夜、なんですが、崩壊していたやましんに、ほのかに励ましのお言葉をくださった、数少ない方のおひとりであり、ほんの少し年上とは言え、これまた、なんだか申し訳ない気分です。


 

 







 



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