09 憧憬
まばゆい光
それは輝かしい宝石だった
とても私が触れる事などできやしない
全てを照らす太陽のような存在
強く 気高く 尊く
遥か彼方にあるあの人だけれど
私は追いかけるだけでいい
それだけで満足
並び立つ事なく
見つめる事だけで
その背中に立たせてもらうだけで
この胸が満たされる
今日も手を伸ばして 届かない場所にいる
だから私は あの人の遥か背中で
手となり足となり 力となり
この身尽くすだけで 今日を満足していられる
今もこの胸が満たされている
明日もきっと 手を伸ばしても
届かない場所にいるのだから
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