第6話 仮入部

数日が経ち仮入部が始まった。

仮入部届けを三上先生に出し、体育館に向かった。

仮入部の人が3人しか居なかった。凛音ちゃんは既にいた。3人しか居ない理由が解った。特待生は既に練習に参加しているためだ。練習に剛、隼人が混じって居たからわかった。

三上先生が来た。

部員全員「お願いします。」

三上先生「全員集合。」

部員全員が三上先生の所へ集まった。

三上先生「1年生、一人一人名前を言え。男から。」

田所、鳴海、浜田、山口、谷田部と特待生が名前を言った。特待生じゃないのは俺と北村だけだった。

女子は凛音ちゃんだけだった。女子の特待生は飯田、山田、小島、井上、鈴木だった。

今年は例年になく人数が少ないらしい。

私立だけあってバスケ部専用の体育があり2面コートが使える。

1年生と2、3年生でコートを別けられ練習が始まった。

三上先生は1年生の実力が知りたい為1年生のコートの方に来た。

準備運動の後早速一対一が始まった。剛、隼人は2、3年生のコートにて練習していた。

俺は特待生の実力が知りたかったが利き手の左手は使わず練習に参加した。

結果右手だけでも何とかなるレベルだった。もちろんシュートも右手で射っていた。

と隣のコートから剛と隼人は笑いながら見ていた。俺右手の5割く位の力で練習をしていた。

なるべく目立たない様に仮入部期間、練習に参加した。

仮入部期間は一週間だけだった。

一週間後、入部届けを提出した。

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