第3話 田所 剛

世界大会以来だな。裕介。

と声をかけてきた。

田所剛(たどころ たけし)だった。

坂巻「何でお前神奈川にいるんだよ?」

田所「親父が単身赴任で神奈川にいて裕介とバスケがしたいから世界大会の時どこの高校に行くか聞いたから同じ高校にした。あっ隼人もいるぞ。」


田所剛は愛知県の成徳中学出身のセンターでキャプテンだった。身長は183もある。隼人って言うのは鳴海隼人(なるみ はやと)って言うやつで剛と同じ中学出身で副キャプテンのガードだ。ガードなのに俺より背が高く168もある。ちなみに俺は163。


剛とトイレに向かう途中に隼人がいた。

剛は隼人を呼んだ。

隼人「裕介。久しぶり。何で春休み練習に来なかったんだ?特待生だろ?」

坂巻「…えっ?俺、特待生じゃないし。バスケ部に入るかどうか…」

剛、隼人「は?」

剛「何で特待生じゃないんだよ。おかしいだろ。しかもバスケやらないとか、ないショ。15歳以下で世界大会1上手いのに、あり得ないショ。」

トイレも終わり教室に戻ると皆席に座り待っていた。俺は慌てて席に着いた。

三上先生が話始めた。

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