魔境のお代官様――この里に人間は俺しかいません

作者 卯堂 成隆

380

139人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

タイトルやあらすじから想定していた物語を超えていた。
よくある物語を超えて最後へと向かう急展開の興奮と勢いは相当なものだ。

何より凄いと感じたのは主人公の才能は計り知れない、しかし違和感なく受け入れることができたことだ。
主人公の才能について明かされた時、なるほど、とこいつならば確かにそうであってもおかしくない と感じさせる作品はそう多くない。
そしてその才能が才能だけにご都合主義に思える展開(実際は展開などから読んでいるときはそう感じさせなかった)さえも含め全てが全て主人公の思い通りであったのではないか、そう感じさせるだけの途轍もない才能と魅力が主人公に感じられた。
少し物足りないと思えるちょうどいい文量で纏まっているのもよかった。

蛇足かもしれないが個人的にはもう少し主人公について掘り下げが欲しかった。

★★★ Excellent!!!

ブレない主人公がかっこいい!
小説の為にありとあらゆる知識と経験を積んできた彼のスローなようでスローでない生活に引き込まれておもわず一気読み。
スローライフな物はダラダラとしてしまう印象があったが、この作品は気持ちの良い速度で進んでいく。
主人公の他、彼を取り巻くキャラクターの魅力も。
ハーレム苦手には丁度良い塩梅でした。