六月二十六日(月)雨

学校に行ったら、あずさ先輩が慰めてくれた。

優しい。

でも、その優しさが辛くて。

入部届は出せていない。

だって。

空良そら先輩は私を庇って車にはねられたんだから。

まだ意識は戻ってないんだから。


……本当に、どうしたらいいんだろう。

ごめんなさい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る