対句法の心地よいリズムにみちびかれるうちに、物語の一番うつくしい場面に辿りついていました。 かけがえのないふたつのバラを手にした少女の願いが、いとおしいです。チェルシーがいえるようになった言葉って、とても大切ですよね。大人になってもきちんといえないことがあるくらいですから。