第13話:マドンナ・アリス💓😍💓

「ハッハハ・・・」

 バンジー先輩の空(カラ)笑いが響いた。


「ちょ、ワリ~。今、童貞ボーイの

歓迎をしてたトコだからさ。」


「どうて・・・い」

 おいおい、美人女優にそんな

事言わすなって・・・


 それにしても・・・

「あの~、どなたでしょうか・

・・」

「ああ、アリスだよ。」

 とバンジー先輩。


「アリスさん・・」

 あまりの美しさにひと目惚れ。開いた口が塞がらない。


「おい、童貞くん。」

 ダンサーさん、頼むから、

その呼び方、何とかしてくれよ。


「何、見惚れてンだよ。」

 空き缶を投げつけた。


「いって・・」

 ポコッと、二の腕に当たった。「別に・・・」


「そ、明らかに、あたしたちと

見る目が違うンだけど~。」

 ダンサー。


 いや、あなたの場合、オッパイに

目が行って・・・・


「あ、皆さん・・

おキレイですよ・・」

 アリスに目を奪われ声も掠れ

気味。


「何、その、付けたし感、

丸出しの言い方。」

 そんな事言われても・・・


「彼女がここのオーナーだよ。」

 とバンジー先輩が教えてくれた。


「オーナー・・・」

 って事は大家さんなのか・・・


「そ、」キララ様が、

「彼女の許しが出れば、ここに

入居出来るんだよ。」


 マジッスか~~~ーーーー、

それって・・・?












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