*第二幕・謎の印籠*

GM:そしてそこに残されたのは娘さんだけでござるが。

GM:娘「あ、あの、お侍さんがた、助けていただいて、ありがとうございます……」

天燕:拙者は悪を斬るまで。感謝はおあしだけで十二分にござる。

茜:娘さん。そちは何者じゃ

以蔵:やっぱりここの酒はうめーな!グビグビ

GM:おらん「はい、私はおらん。そこの長屋に住む娘でございます」

茜:詳しい話は居酒屋で聞こう。酒は飲めるか?

GM:おらん「いえ、私はまだ20才以下なので……。お茶で十分です」


そして、おらんを連れて、居酒屋に戻る一同。


以蔵:あ、でもつまみなんかない?酒だけだとちょっと悪酔いするからさあ…

GM:おかみさん「はいはい。このチーズ鱈なんかどうだい?え?江戸にチーズなんかあるのかって?細かいこといいっこなしだよ」

天燕:御侍殿、悪しき心を抱かずんば、ハイクを読ませるにござるよ

以蔵:あ~うめえなあ~ムシャムシャ

以蔵:んでもって酒がんっんっんっ…クゥ~たまんねえぜ!

以蔵:あん?お前らも酒飲むか?グビー

天燕:女将さん、拙者は七味と蕎麦を

GM:おかみさん「はいはーい」

天燕:あの者どもを見失ったのは手痛いでござるが、娘さんをお助けできたのであれば本望にござる。

天燕:娘さん、奴らの出所は何処にござるか?

以蔵:おう食え食え!飲め飲め!ハハハハ!……

GM:おらん「それは……私もわからないのでございます。ただ……」

茜:ただ?

GM:そういうと、おらんは懐から一つの印籠を取り出して、卓の上に載せました。

天燕:あのような輩は捨て置くことは出来ぬ。拙者の手でハイクを読まさねば……。

GM:おらん「これは、昨日、あの爆発事件の現場の近くで見つけてきたものです。それからなのです。浪人たちに襲われ始めたのは……」

茜:紋はあるか?

GM:ありますが、こすれたりして傷ついていて、ちょっと見にくくなってますね。

天燕:磨けば光るであろうか

GM:修復するなら技巧チェックで13以上ですな。それが何かかわかるかは別問題ですが。

茜:印籠の中は何か入っておらんのか?

GM:丸薬が2、3個入ってるぐらいです。

天燕:これはまさか……越中富山に名高き反魂丹にござるか?

茜:小石川先生に薬の鑑定を願うべきか?

GM:うーん。知力チェックで7以上をどうぞにござる。

茜:2d+4

DiceBot : (2D6+4) → 4[2,2]+4 → 8

GM:中の薬は、そこらの薬屋で売られている、ただの風邪薬でござった。

天燕:感冒の漢方にござったか

茜:風邪薬がこの時代にあるの?

GM:まぁ、漢方の風邪薬ってところですね。

以蔵:ほ~ん……この紋所、葵派とやらとなにか関係があんのかねえ?

天燕:では拙者が試しに修復してござる

GM:どうぞでござる。

天燕:3d+7

DiceBot : (3D6+7) → 6[1,4,1]+7 → 13

GM:おっとw

天燕:英傑点2点使うで候

GM:いいのでござるか?w

天燕:先ほどのねがてぃぶと合わせて2点残るでござる

GM:では修復完了。この紋が何かを探るには、知力チェック10をどうぞでござる。

天燕:拙者は如何様にしても届かぬ故、茜殿に見てもらうでござる

茜:2d+4

DiceBot : (2D6+4) → 3[1,2]+4 → 7

GM:茜はわかりませんでした。

以蔵:1d+3

DiceBot : (1D6+3) → 4[4]+3 → 7

以蔵:あ~分かんねえや(知性18)

天燕:今こそ英傑点を使ってほしいでござる

茜:ぐっぐっぐっぐっぐ(やけ酒)

天燕:茜殿ー

GM:どうするでござる?茜殿

茜:じゃあ使います

以蔵:わりいなあ…な~んも分からねえ侍さんでよ

GM:はい。ではわかりました。葵派と対立している錦谷派の統領、錦谷兵庫の紋ですね。

茜:あの浪人共は綿谷の手の者じゃないのか?

天燕:ふむ?

以蔵:え~~~と?おじさんにも分かるように説明してくれ

茜:おらんが手にした印籠は綿谷のものなら取り返すために綿谷がおらんに浪人を差し向けたのでは?

天燕:悪なら斬れば良いだけにござる

茜:葵派が綿谷の印籠をほしがる理由がわからん

以蔵:爆発事件はどうなんだ?あれは葵派のしわざじゃないのか?

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