クルマの解説(ミツビシ編)

名称:FTO

型式番号:DE-3A

ボディタイプ:2ドアクーペ

駆動方式:FF

エンジン:6A12 V型6気筒 2.0L

最大出力:200ps

最大トルク:19kg

販売開始:1994年10月

解説:

 三菱自動車工業が製造していた2ドアのスポーツクーペ。

 「FTO」の名称は、「ギャランクーペFTO」終了以来19年ぶりの採用だった。

 FF車ながら旋回性能が高く、また当時の国産車の中でも比較的高いボディ剛性を確保していた。

 そのため、DC-2型「インテグラ・タイプR」が発売されるまでは、国産FF車で最速との呼び声も高かった。

 国産車で初めてスポーツモード付きATを採用。

 1994-1995年度日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

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名称:ランサー・エボリューション

型式番号:CZ-4A

ボディタイプ:4ドアセダン

駆動方式:4WD

エンジン:4B11 直列4気筒 2.0L+ターボ

最大出力:300ps

最大トルク:43kg

販売開始:2007年10月

解説:

 三菱自動車工業が製造していた自動車で、ハイパワーターボエンジンを搭載したスポーツモデル。

 通称は「ランエボ」

 「ランサー・エボリューション」としては十代目で、世代としては第四世代に当たる。

 「ギャラン・フォルティス」とボディモノコックを共有しているが、リアとフロントのフェンダーを大きくし、トレッドも拡大して走行安定性を高めていた。

 オールアルミブロックエンジンを搭載したことでフロント部分が軽量化され、ヨーモーメントの低減を成し遂げている。

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名称:ランサー・エボリューション

型式番号:CT-9A

ボディタイプ:4ドアセダン

駆動方式:4WD

エンジン:4G63 直列4気筒 2.0L+ターボ

最大出力:280ps

最大トルク:40kg

販売開始:2001年2月

解説:

 三菱自動車工業が製造していた自動車で、ハイパワーターボエンジンを搭載したスポーツモデル。

 通称は「ランエボ」

 「ランサー・エボリューション」としては七代目から九代目で、世代としては第三世代に当たる(記載データは九代目のもの)。

 新開発のボディは、さまざまな補強により、先代を超える剛性を実現した。

 前後輪の差動制限をコントロールする電子制御システムACDを新規採用。

 この機能により、前モデルにも増して、旋回性能を高めていた。

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名称:ランサー・エボリューション

型式番号:CN-9A(四代目)/CP-9A(五~六代目)

ボディタイプ:4ドアセダン

駆動方式:4WD

エンジン:4G63 直列4気筒 2.0L+ターボ

最大出力:280ps

最大トルク:38kg

販売開始:1996年8月(CN-9A)/1998年1月(CP-9A)

解説:

 三菱自動車工業が製造していた自動車で、ハイパワーターボエンジンを搭載したスポーツモデル。

 通称は「ランエボ」

 「ランサー・エボリューション」としては四代目から六代目に当たる(記載データは六代目のもの)。

 ベースモデルの「ランサー」がフルモデルチェンジしたため、ボディを新型に刷新した。

 電子制御システムAYCによって左右の後輪駆動力を変化させ、旋回性能を向上させている。

 当時の国産ハイパワーマシンの中でも群を抜く加速と走行安定性とを発揮した。

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名称:ランサー・エボリューション

型式番号:CD-9A(初代)/CE-9A(二~三代目)

ボディタイプ:4ドアセダン

駆動方式:4WD

エンジン:4G63 直列4気筒 2.0L+ターボ

最大出力:270ps

最大トルク:31kg

販売開始:1992年9月(CD-9A)/1994年1月(CE-9A)

解説:

 三菱自動車工業が製造していた自動車で、ハイパワーターボエンジンを搭載したスポーツモデル。

 通称は「ランエボ」

 「ランサー・エボリューション」としては初代から三代目までに当たる(記載データは三代目のもの)。

 もともとラリーやダートトライアルなど悪路での競技場面を想定した車両であり、ターマックやロードレースにおいては、ブレーキとタイヤの容量が不足する傾向も強かった。

 ターボラグの解消を目的として、2次エア供給システムミスファイアリングシステムが搭載されている。

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名称:ミラージュ・サイボーグ

型式番号:CJ-4A

ボディタイプ:3ドアハッチバック

駆動方式:FF

エンジン:4G92 直列4気筒 1.6L

最大出力:175ps

最大トルク:17kg

販売開始:1995年10月

解説:

 三菱自動車工業が生産していた小型自動車。

 「ミラージュ」としては五代目に当たり、「サイボーグ」は、そのスポーツモデルである。

 欧州には「コルト」として輸出されていた。

 ホンダV-TECエンジンに対抗し、新開発のMIVECエンジンを搭載。

 先代から引き続き、同クラスのホンダ「シビック」と激しい争いを展開した。

 絶対的な速さではEK-9型「シビック・タイプR」に劣ったとはいえ、短いホイールベースによる軽快性を重視するドライバーも多い。

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名称:コルト・ラリーアート

型式番号:Z-27AG

ボディタイプ:5ドアハッチバック

駆動方式:FF

エンジン:4G15 直列4気筒 1.5L+ターボ

最大出力:163ps

最大トルク:21kg

販売開始:2006年5月

解説:

 ダイムラー・クライスラーと共同開発され、三菱自動車工業が製造・販売していた小型自動車。

 「ラリーアート」は、ターボエンジンを搭載したそのスポーツモデルである。

 「コルト」ベースのエボリューション案が取りやめとなり、代わりとして本車が登場した。

 上位グレードの「ヴァージョンR」では、専用のエアロバンパーやオーバーフェンダーを装着して「ランサー・エボリューション」を思わせる外観にしている。

 スポット溶接の増し打ちなどにより、ボディ剛性も強化されていた。

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名称:ekスポーツ

型式番号:H-82W

ボディタイプ:5ドアハッチバック

駆動方式:FF

エンジン:3G83 直列4気筒 0.66L+ターボ

最大出力:64ps

最大トルク:9kg

※ATのみ

販売開始:2006年9月

解説:

 三菱自動車工業が製造・販売をしていた軽自動車。

 シリーズ名「ek」は、「exellent k-car」の頭文字であると同時に「いい軽」の語呂合わせでもある。

 H-82Wは「ek」としての二代目に当たり、「ekスポーツ」は、そのスポーティモデル。

 プラットフォームこそベースとなった「ekワゴン」と共通だが、フロント回りのボディパネルを一新し、ボディ剛性や足回り&マウント類の強化も図った。

 その一方、MTは開発段階から未採用となっていた。

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