第12話 ヒドラ
数多くの蛇の首を持つ巨大なモンスター。
これらの首は再生力が高く、切り落とされてもすぐ再生する。
傷口を焼かれると再生しなくなるため、その間に倒すことが求められる。
主な住処はうっそうと茂る森やダンジョン等、光があまり強くないところ。
異名としてハイドラ、ヒュドラ、ヒュドラー。
・体格
蛇の首部分だけでも数m、身体部分を合わせると5m~10mになる。
総じて人間をはるかに上回る体格を持つ。
・脅威度 高
首部分だけでも再生力があるため脅威的だが、さらに毒牙や炎を放つものも多い。
単純な力技で打ち倒すのは難しく、火や魔法といった技量が求められる。
なお体格が大きいため、首に締め上げられる、押しつぶされるだけでも致命傷になる。
・生息数 稀
蛇をベースとしたモンスターでは非常に強力であり、生息数は少ない。
一般的に凶暴であまり群れで生活することはない。
・文明度 低
蛇と同程度の知性しかないため、文明度は非常に低い。
似たモンスターとしてヤマタノオロチがいるが、こちらは生贄を待つ程度の知性はある。
いずれにせよ、人間の意思疎通はできない。
・特殊な個体
亜種は多く、色合いと蛇の首部分(炎を吐く等)の特性による。
赤いヒドラや霧に紛れるヒドラなど。多頭の首を持つことは共通している。
ヒドラは元はギリシャ神話のモンスターでしたが、現在では普遍的なモンスターとして君臨しています。
多くの首を持ち再生力に長ける為、しばしば不死性や耐久性の象徴にもなります。この象徴性としては、アメコミのキャプテンアメリカの宿敵組織「ヒドラ」が著名です。
このように単なるモンスターにとどまらないイメージ性が、ヒドラの大きな魅力でしょう。
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