第2話 ゴブリン

ゴブリン

子どものような体格をもつ人型モンスター。

集団で生活をしており、洞窟や荒れ地、人里離れた場所に住む。

時に作中世界において、人間に匹敵する勢力を持つモンスターである。


・体格

ほぼ子どものように、成人未満の体格である。

筋力において優れたところはないが、素早さと器用さは人間を上回りうる。

巨大な個体は、リーダーとして振る舞う。


・脅威度 低

単体としては、成人未満の肉体であるため脅威は少ない。

魔法も不得手であり、勇気といった精神面も拙いものがある。

極少数ではあるが、魔法使いや戦士階級の個体も存在する。


・生息数 極めて多

ゴブリンは繁殖力旺盛な種族として扱われる。

その個体数は、ひとつの集団で一国に近い場合さえもある。

単体としての脅威よりも、数の脅威が取り上げられるのがほとんどである。


・文明度 高

知性(といっても、人間以下が多い)もつモンスターであるゴブリンの文明度は極めて高い。剣や弓といった武器のみならず、時に攻城兵器さえも自作する。

言葉を操ることもでき、ほとんどの世界では人間と意思疎通も可能である。

しかし、名誉心・道徳心には乏しく、不潔である場合が多い。

ゴブリンが正々堂々、人間と戦うことはないだろう。戦術としては数を頼みにするか、あるいは罠をしかけることを好む。

これらの要因により、ゴブリンはしばしば「王国」ともいわれる勢力を打ち立てることになる。


・特殊な個体

階級・役職に応じた個体が観測されている。

たとえばシャーマン(呪術師、魔法を使う)、キング等である。

これら特殊な個体の地位は、総じて高いものである。


ゴブリン、彼らはファンタジーモンスターの最古参であるといえます。

長い歴史の中で敵役だけなく、様々な面も取り上げられてきました。

時に世界を揺るがす真の脅威となり、また信頼できる仲間にもなります。

これからもきっと、古くも新しいゴブリンは描き続けられるでしょう。

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