16.蠍のジュバとエーリッヒー2

 男は、そこで彼らが来るのを待っていた。

 意外にも、彼は物陰に隠れることもせず、狭い路地をぬけて広くなった場所の、廃屋の瓦礫の一つに腰掛けていた。

 その年齢は、三十から四十の間と見えて、修羅場なれしている様子が、全身から伺えた。無頼の輩には違いなかったが、ただの荒くれものというにはどちらかと言うと知的な印象が漂っていて、彼がただの乱暴ものでないらしいことはすぐわかった。

 腰にいくつも小剣をさしていたが、今は長い剣を抜いている。

 男は悪びれることも恐れることもなく、そこに座って片手に抜き身の剣を握り、狭い路地をひたすらにらみつけてきた。

 何者かがやってくるなら、来る場所はそこしかない。

 ふと、男は目を細めた。薄暗い路地に人影がうつっていた。

「来るなら来て見ろ! さっきのヤツみたいになってもいいならな!」

 男は、剣を持ち上げて、刃先を投げながらそう言った。

 しかし、意外にも路地の人影はすぐに現れなかった。恐がっているのかとも思ったが、どうやら違うらしい。男が首をひねった時、ふふふと忍び笑いがした。その笑い方が、先ほどまでの相手と違う雰囲気で、不気味なことに男は警戒していた。

「早く出て来い!」

 男がそう呼ばわると、やけに落ち着いた声が返ってくる。

「そう急かすものではない。お前らしくもないな」

 相手は、そういって薄ら笑いを浮かべたようだった。

「俺を知っているのか?」

「知っているとも。蠍のジュバだろう、貴様は」

「誰だ!」

 彼は、いよいよ警戒心を露にし、鋭く相手にたずね、立ち上がった。

「ふふふ、俺だよ。ジュバ」

 ジュバと呼ばれた男は、建物の影から幽鬼のようにふらりと現れた男を見た。黒服に黒マントに短い黒髪の、何かしら不吉な気配のする男は、見覚えのある顔色の悪い、陰気な顔でにやりとする。

「エーリッヒ!」

 ジュバは、いくらかの驚きをもってそう叫んだ。

「貴様、生きていたのか?」

「あいにくと、なかなか死なんだけが取り柄でな」

 ジャッキールは、苦笑まじりにこたえた。

「ふふ、しばらく見ないうちに、なかなか面白い連中と関わっているではないか」

「まさか、お前もあいつらと……」

 ジュバは、剣の柄を握る。さすがに冷や汗を浮かべ始めた彼に、ジャッキールは笑みを強めた。

「別に、何のつもりもない。俺は、ただ、昔馴染みが俺の若い頃の偽名を使って、何事か騒いでいるものだから、様子を伺いにきただけだ」

「そうか。それじゃあ、その昔の好とやらで見逃してくれるのか? エーリッヒ」

 ジュバが、苦虫を噛み潰したような顔でそうたずねると、ジャッキールは薄ら笑いを浮かべたまま答える。

「お前の事情など知ったことでない。知らんな。勝手に死ね!」

 答えはわかっていた。ジュバが、並ならぬ殺気を飛ばしたところで、ジャッキールが、ふとにやりとした。

「と、昔の俺ならいうところなのだが」

 と含みながら彼は答えた。

「この年になると、知っている顔の人間が減るのは寂しくてならん。条件次第によっては手をかしてやらんでもない」

 ジュバは、むっとしながら、しかし、多少警戒をゆるめて剣の柄を持つ手の力を抜いた。危険な男ではあるが、ジャッキールはあまり嘘をつかないし、だまし討ちをすることもないだろう。少し安心して、ジュバは肩をすくめた。

「ふん、貴様のような男がよくもそのようなことをぬけぬけといえるものだ。で、要るのは金か?」

「もちろんそれもある。高額の賞金がかかっている貴様を逃がすのだから、それなりの額はかかるぞ」

「しっかりしているな」

「ある一件でやらかして以来、懐具合が寂しいのでな」

 ジャッキールが素直に答えると、ジュバは、ああ、と納得したような様子になった。

「話は聞いているぜ。国王の暗殺未遂事件に手を貸したって話だろう? それに絡んでとっくに死んでるかと思っていたのさ。第一、お前が死んだって話は、何度も聞いているから、今度こそ本当だろうと思っていたぜ」

「少し危険なヤマに手を出して消えれば、そういう噂はすぐに流れるものだ。まあ、俺は、定期的に隠れられるので、そうした噂が流れてくれる方がありがたいのだがな」

 そう答えて、ジャッキールは、改めてジュバを見やった。

「貴様こそ、かなり厄介な仕事に手を出したそうではないか。俺のことを言えるのかな?」

「大体事情をきいているのかい?」

「さあ、俺の推測だが、シャルル=ダ・フールの暗殺計画に乗ったんだろう? お前は、小剣を使って相手を倒すのを得意とする。いわば暗殺向けの人物だからな。適性はあった。まあ、そういうヤマに乗ったまでは、大筋は俺と同じだが、お前の場合は雇い主が俺の時より危険だったか。さては、女狐だろう、お前の雇い主は」

 ジャッキールが笑いながらいうと、ジュバはふんと不機嫌に答えた。

「ああ、そこまで聞いているなら話が早いな。そうとも、その女だよ」

 ジュバは、苦笑した。

「最初は金になるし、相手も相手だから面白いと思って仕事を請けたんだが。どうやら、成功した後、実行犯の俺達を消そうとしているらしいことを聞きつけてな。あの女の評判もきいていたから、どうやらそれは本当らしい。それなら、殺される前に下りようとしただけよ」

「だが、上手く逃亡できなかった」

「ふふ、俺としたことが、ずらかるのに思ったより時間がかかったのさ。俺はよそ者だから、あの女が、この都市まちの地下組織とつながってるとは知らなかったんだよ」

 ジュバは、にやりとした。

「でも、結果的には良かったんだがな。俺の本名と面は割れていなかったし、俺も用心して偽名を名乗っていたからさ」

「それが、ムルジムというわけか。迷惑この上ない行為だな」

「お前には悪かったと思っているぜ。だが、俺は用心深いんでね。だが、あの名前はお前の昔の名前。今は俺とお前しか知るもののない名前だろう。第一、お前はとっくに死んでいると思っていたんでね。それに、大概のお前の名前は偽名のはずだぜ、エーリッヒ。偽名の一つぐらい借りたって」

「まあ、好きにすればいいさ。お前の言うとおり、公表している名前はすべて偽名だ。もちろん、今名乗っている名前も含めてな。だが、俺にとっても「ムルジム」は懐かしい名前でな。最初は、同じ名前の別人かと思っていたのだが、どうやら逃げている男の特徴が貴様と重なる。その名を覚えているのは、お前ぐらいしかいないだろう。そう思って、好奇心で覗きにきたというわけだ」

 ジャッキールは、うすら笑いを浮かべた。

「何せ、この名前は、わずかな期間、貴様と組んでいた時につかった偽名だからな」

「そうだな」

 ジュバは、苦笑し、剣を鞘におさめた。

「さて、いくらで協力してくれる? さすがの俺もここに追い込まれて困っていたのさ。お前がいれば、何とか切り抜けられるだろうからな」

「それは、交渉次第といったところだが。その前に一つ聞いておく」

「なんだ?」

「ハダート=サダーシュに情報を売り込んだのは貴様か?」

 ジュバは、む、と引っかかったような顔になった。

「貴様、どうしてそれを」

「あの男とは腐れ縁でな。少し知り合いなのだ」

 ジャッキールは、笑みを強めた。

「ヤツのところに情報を売るつもりなら、紹介してやってもいい。ただし、金額は割り増しだが」

 ジュバは、チッと舌打ちをした。

「しっかりしてやがるな。まあ、しかし、仕方がない。例の件を降りることになって、助けてくれそうな人間を探していて、ちょうどその男がよさそうなので情報を売ろうとしたんだが、しつこく追い込まれているせいで、なかなか接触できなくてな」

 と、ふと、通りの向こうのほうを、ジュバが気にするそぶりをした。

「連中なら、増援を頼んでからここに押し寄せてくるつもりだろう。今なら見張りも手薄かな?」

 ジャッキールは、そういうと、ジュバに笑いかける。

「気になると、交渉ごとがうまくすすまんものだな。金額の交渉と詳しい話は、場所を変えてやろう」

 ジュバは、しょうがねえとばかりに頷いた。

 

 

 *



「あーあ。眠い」

 あくびをしながら、ゼダは、繁華街の往来をぼんやりと歩いていた。

 もう昼にさしかかろうというころで、昼飯の用意をしているのか、あちらこちらでいいにおいがし始めていた。

 世話係のザフの監視の目がきびしいので、自由に歩き回るためには彼より早く起きて行動しなければならない。そんなわけで、早くに彼を出し抜いて出てきて、あちらで朝飯を食べ、こっちの店で煙草を吸って休み、とうろうろした後、もう追いつかれることもなかろうと、ようやく表通りにでてきたゼダだった。

 なにかとザフは口うるさいところがあるのだが、特にこのごろは、あのシャーとつるんでいることがばれているので、より色々言われるのだ。

 ザフからいわせると、シャーは胡散臭いし、危険きわまりないので関わらないほうがいいのだという。

 それも一理あるだろう。あの男は確かにただ者ではなさそうだ。

(だから、みてて楽しいんじゃねえか)

 ゼダは、理解のない側近にため息をつく。

 とはいえ、ザフが心配する気持ちもわからないでもなかった。

 今でこそ、放蕩三昧で好き放題のゼダだが、そもそもはもっとおとなしい性格で、聖人君主を絵に描いたような品行正しく温厚な少年だった。悪徳商人のカドゥサ家には、似つかわしくないとよく言われたものである。

 あまりに周囲に優しく情け深くしていた為、子守役だったザフの父親からは、もっと人を疑うようにといわれたものである。剣術を教えられたのも、余りに無防備なので自己防衛の方法として教えられたものだった。

 そんなゼダが、ある事件を境に、一夜にしてとんでもない放蕩無頼に走り出したのだから、今まで彼を見守ってきたザフ親子にとっては、いろいろ思うところはあるのだろうなとは、ゼダは思っている。それについては、少し悪いとは思っているのだった。

 ザフとて、今でもゼダの放蕩無頼につきあっているものの、きっと内心では、ゼダがいつか昔のゼダに戻ってくれるのだと期待しているのだろう。

 それがあの過保護な言動につながっているのだろう。シャーのような怪しい男とつきあうと、余計に性格がねじ曲がってしまうとでも考えているらしかった。

(んなの、期待されても迷惑なんだよな、今更)

 ゼダは、やれやれとため息をつく。

(あいつとかあのダンナとつきあってる方が、ほかのやくざものとつるむよりマシだよ、たぶん)

 ゼダは、ザフにもいつもそう言い聞かせているのだが、ザフは納得していない様子だった。

 まあ、それはいい。とりあえず、今日は上手く巻けたので、一晩放置してきた当のシャーたちにゼダは思いを馳せることにした。

(さて、あいつ等、仲良くやってんのかなあ)

 ゼダは、例の隠れ家に昨日一晩シャーとジャッキールをおいてきていることを、ずいぶんと気にしていた。

 シャーのやつは、何かこのごろ言動がおかしい。

 何かと遊び人なゼダには、その辺の事情が何となくわかってはいるのだが、ゼダはそこには触れるつもりはなかった。シャーも触れられたくないだろう。それに対して無知な素振りで、ジャッキールがつっこんでいることのほうが気にかかっていた。あのオッサンは、何も知らない様子で、無邪気を装って妙に彼を刺激していたが、きっとあれはわざとやっているのだろう。一体、シャーがどこまでそのことを気にしているのか、試しているにちがいなかった。

 あの時のシャーの様子は、一触即発といっておかしくなかったが、あれでああ自然に話題を切り出していけるジャッキールもなかなかやるものだと感心する。

 しかし、彼とはそんなに長くはつき合いのないゼダでも、普段のジャッキールは、それなりに分別はありそうだから、悪いことにはなるまいとは思っていた。自分だとああはうまくいかない。

(とりあえず、リーフィのいる酒場にでもいってみるか)

 もう昼飯時だ。あの朝の早いジャッキールがいるので、もう連中は行動にでているかもしれない。誰もいない隠れ家に帰っても仕方がないし、それに、リーフィのところにいれば、昨夜何か事件が起こっていてもその内容もわかろうというものだ。ついでにメシも食える。

 そう考えて、彼はそちらに足を向けることにした。

 華やかな繁華街の大通りから、一足裏路地の方に入ったところで、ゼダはふと足を止めた。路地の裏側には店の裏口があるのだが、そのひとつの前で女の子が一人、うつむいたまま立っていたのだった。

 そして、その女の子に見覚えがあった。

「やあ、ミシェじゃないか」

 ゼダは、例の好青年にさっと切り替わって、彼女に声をかけた。はっとして彼を見上げるミシェに、ゼダは穏やかな微笑を向ける。

「若旦那」

「どうしたんだい? 元気がないね」

 そういって、ゼダは彼女のそばまで歩み寄った。

「何かあったのかい?」

「いいえ、その、少し……」

 昨夜、リーフィと何かあったのだろうか、とゼダは漠然と予想しながら、彼女からどうやって聞きだそうかと考える。

「今からお仕事かい? 時間があるなら、私とお昼でもご一緒してくれないかな? ちょうど、今日は一人で暇をしていてね」

 彼は笑いながらそう誘ってみる。ミシェは、彼を見上げて、そして口を開きかけたが、と、ふとゼダはミシェの背後を見やった。

 なにやら物騒な雰囲気の二人の男達が、こちらにやってくる。ミシェは、はっとして背後を振り返った。

「おい、ミシェ。昨日はあいつにはあったかい?」

 男達は、にやにやしながら、彼女の方に歩み寄ってきた。

「あんた達……」

 ミシェは、ゼダの手前、困惑気味に彼らを見迎える。

「今は仕事中なの、あっちいって」

「仕事? なんだ、そこのお坊ちゃんのお相手か? おいおい、もしかして鞍替えしたのかい?」

「あっちいってよ! わ、若旦那、ごめんなさい。今日は……」

 慌ててミシェは、そう取り繕おうとしたが、今度は、ゼダの方が彼らに声をかけた。

「おやおや、ミシェにお昼ご飯の誘いをかけているところに、無粋な邪魔をするねえ、君達は」

 ゼダは、大人しい青年風のまま、ミシェと彼らの間に割って入った。

「残念だけど、今日は彼女には先約があるんだ。帰ってくれないかな?」

「なんだ、このガキは」

「わ、若旦那」

 ミシェが、とりなそうとするが、ゼダはそんな彼女の手を優しくはらう。

「童顔だとは言われるけど、ガキとはあまりな言い様じゃないか?」

 ゼダは、そういいながら自分より背の高い二人を見上げる。男達は、ゼダを舐めきった様子でいまだに絡んでいた。大人しくしていても、雰囲気が一癖あるシャーとはちがって、ゼダは、普通にそうしているとどこかの世間知らずなお坊ちゃん風にしか見えない。

「ガキは大人しく家帰って寝てな」

「眠たいからそうしたいのも山々なんだけどね」

 ゼダは、にやにやしつつそう答えた。

「へえ、どこの坊ちゃんかしらねえが、ずいぶん、威勢がいいじゃないか? どこの坊ちゃんだよ」

「さああ、どうだろう? でも、あんたら、俺がどこの坊ちゃんか知らねえ方が幸せだと思うぜ」

 突然、ガラッと言葉遣いを変えて、ゼダはにたりと笑った。その言葉遣いと表情に、男達が、一瞬あっけに取られる。

「お前らの方が気の毒になる、よ!」

 ゼダは、隙だらけの一人の男の足を蹴り飛ばした。思わず足を取られて転ぶ男に、相手の男が巻き込まれる形になる。その間に、さっと彼はミシェの手を取った。

「さ、逃げるぜ」

 呆然とするミシェに悪戯っぽい笑みを向けて、彼女の手を引いた。背後から男達が何か叫びながら追いかけてくる。

「わ、若旦那……」

「ったく、あんな奴らと関わるもんじゃあねえよ。さあ、行くぜ!」

 ゼダは、彼女の手を引きながら駆け出した。裏道に詳しい彼は、そのまま複雑な路地を縦横に走り抜ける。そのまま、ゼダは自分のよく知る店の側の大通りに面する狭い道に入り込んだ。

 ちらりと背後をみるが、うまく巻いたらしく、連中が追ってくる様子はなかった。 軽く息を整えていると、同じく息があがったままのミシェが、驚いた様子で彼をみつめていた。

「わ、若旦那、あなたは……」

 ミシェにきかれて、ゼダはにっと微笑した。その表情は、もはやおとなしい若旦那のものではなくなっている。

「ふふふ、ミシェの前じゃあ、ずっとおとなしい若旦那でいようとおもっていたんだが、どうもしょうがねえな。本性っていうのは隠しきれるものじゃねえ」

 ガラリと雰囲気の変わっているゼダに、ミシェはあっけにとられているばかりのようだった。まだ、いつもの若旦那の印象が強くて、不信感を抱く暇もないのだろう。

 ゼダは、袖をとおしていた上着から腕を抜いて、肩にひっかけると、ミシェの方をみた。

「ミシェよ、お前みたいな娘が、あんな連中とつきあってるなんざ感心しねえな。なんだい、今度付き合ってる男が、あんまり良くない男なのかい?」

 そうきいてみるが、ミシェは黙りこんでいる。ふむ、とゼダは唸った。

「元気のないところをみると、昨日何かあったんだろう? たとえば、不審な三白眼のお兄ちゃんの間と、とかさ」

 はっとミシェがゼダを見上げる。どうやら図星だったようだ。ゼダは、にやりとした。

「俺は、あいつとは腐れ縁でね。お前は、この間、男のことで何か悩んでいる風だったが、あいつはそいつにはなにもしねえだろうよ。それよか、お前に穏やかじゃない行動とらせるその男の方が問題だな。悪いようにはしねえよ。よかったら話を聞かせてくれ」

 ゼダは、そういうと片目を閉じて、いつもの優しい若旦那風の笑みを口元だけに残して、「な」と言った。その目は、いつもの優しい若旦那のものではなくて、もう放蕩息子のゼダのものだったが、いかにも頼れそうにみえた。

 ミシェは、少しためらった後、こくりと静かに頷いた。

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