056:外から来た冒険者

 街の北側出入り口から戻り、一人ギルドへ向けて通りを歩く。まだ日はあるが、早めに戻ることにした。

 手の中にある紙切れを見る。大らかな文字で二割増しと書かれた臨時依頼の報酬額に満足していた。


 まとめ役らの高笑いを聞いていると、そのまま言ったことを反故にするんじゃねえだろうなと心配になり、急かしてもぎ取った依頼書だ。

 体格差も相手の立場も上とか関係ない。生活が懸かっているんだし、ここは強気に出るところだ。弱いからこそ、ここだけは譲っちゃいけない。


「……依頼書を、よこせ」

「も、もう、タロウ君は怖いなあ。ちゃんと書くから落ち着いて、ね!」


 よほど俺の詰め寄り方が堂に入っていたのだろうか。まとめ役は慌てて道具袋からくしゃくしゃの紙切れを取り出し書き殴った。

 間違いが黒く塗りつぶされた文字もあったが、特にハンコで修正なんて必要はないらしい。ハンコ文化なんてなさそうだけど。そんな間違うほど急がなくても良かったんだが。


 しかし思ったよりもいい額を提示してくれた。

 すだれ草などのように利用するものではないらしいが、普段は手を入れない場所だから色を付けてくれたんだろう。無理強いされたし、ありがたく貰っておく。


「確かに。良い取引でした」


 だから笑ったのは本心からだった。


「うっわ黒い笑いを浮かべてるぜ」

「さすが頑固な草の根を察知するだけのことはある。抜け目ないな」


 腹黒いのはお前らだろ!


「また何か思いついたら頼むからー」


 断る!

 そこでまとめ役らとはおさらばした。




 ギルドの扉をくぐり窓口に直行。依頼書を渡すと、内容を確認した大枝嬢がぐにゃぐにゃと顔を歪めた。にこにこと微笑んでいるらしい。


「最近は色んな方との交流も増え、行動範囲も広がっているようですネ」


 お友達が増えて良かったわねといった微笑ましい雰囲気を感じる。この歳でその褒められ方は、ちょっと微妙だ。良いことではあるだろうけど。

 何かが腑に落ちなくて首を傾げる。交流はともかく、行動範囲?


「あまり俺が遠出するのは、困るのかと思ってたんですが」


 こう、最初に受け付けた職員が担当者になって、その冒険者の行動で評価が決まるとか、死なせたらペナルティとかさ。ノルマみたいのがあったりすんのかなとか思っていた。

 知るほどに大枝嬢は、ただ優しいだけじゃないよなと。人の親切心を疑うというのも、なんかカッコ悪いけど。


「慣れた方でも失敗することはありまス。事故もありまス。それぞれに得意なことも違いまス。初めは安全な仕事から、少しずつこなして頂ければと考えていたのでス」


 ただ、と言いかけて大枝嬢は困ったように顔を歪めた。


「タロウさんに冒険者の経験はないことや、人種の特性も鑑み、行動範囲を狭めさせていただきましタ。具体的には、同ランクの方との共同作業を手配しなかったことなどでス」

「それは……」


 当然のことだと言い切れなかった。俺自身が現実を見て納得する分には、当たり前に思っていたことだ。

 しかし誰かに口にされると、また違う。目の前で他の奴らの迷惑になると言われたも同然で、思ったよりグサッとくる。

 打算的な感じがして、なんとなく嫌だなと思ったりするのは、俺がまだまだ子供だからなんだろうか。


「ですが、タロウさんは自発的に他の方々に関わり、自らできることを探して依頼をこなしてらっしゃいまス。私の判断もまだまだだと考えさせられましタ。仕事の幅を狭めるようなことをして申し訳ないでス」

「いや、そんなことはないです。一人じゃ満足に身を守れないのは、その通りですから」


 そもそも俺は周囲に流されたり、強引に引きずられただけだから。

 自発的要素なんかどこにあったよ!


「生活はまだ苦しいでしょうけれど、続けて頂ければ私も嬉しいでス」

「とんでもない。十分に暮らしていけてるし、これも大枝嬢のお陰ですよ」

「オオエダ?」

「なんでもないっす! お邪魔しました!」


 俺は逃げるようにギルドを出た。

 大枝嬢はやるべき仕事の中で、出来る範囲で皆を気にかけてくれているんだろうなと、そう思えた。




 通りには夕飯の仕度で匂いが漂う。ちょうど良く日が傾き始めていた。

 できることを増やそうたって、すぐにどうこうできるはずもなし。そうだな晩飯食ったら、また暗闇縛りでスーパーカピボー大戦でも繰り広げよう。


 夜の森に入ることはせず、そばで戦うだけだが、昼間以上に気を張る。どういうわけか夜の方が魔物も好戦的な気がするし、良い訓練になってると思いたい。

 実際これも結構、慣れてきたと思うんだよな。

 行動パターンは同じだし、覚えゲーのお陰もありそうだけど。残機どころかリセットも出来ない覚えゲーとか、とんだクソゲーだよ。


 そんなどうしようもないことを考えながら宿に戻り、おっさんに声をかけて食堂へ入ると先客が居てビクッと体が震えた。

 そういえば行商団の護衛らしい冒険者が泊まっていたんだった。初日の晩に見かけた後は、すれ違っていたのか見ていない。理由の一つは分かっている。俺が部屋を出る時間には、壁が震えるようなイビキが聞こえているからだ。寝つきが良い方で良かった。


 この長細く狭苦しい食堂に人がいる違和感はなかなか拭えない。

 三卓しかない手前の二つが埋まっているため、恐る恐る狭い席からはみ出た膝を避けるように横になり奥の席へと向かう。


「っと、わりぃな」


 難癖つけられなくて良かった。冷や冷やしつつ席につく。

 この感覚、どこかを思い出すんだよな。そうだ寝台列車の通路側?

 窓際の壁に折り畳み式の小さな座席があって、そこで駅弁食いながら富士山見たっけな。

 ここは、大きな窓がない分すげえ圧迫感だけどな。板目の隙間から外がちらっと覗けるのは風情があると言ってよいものかどうか。


 四人の客に目を向けても目の前の奴の背中しか見えないが、二人の炎天族と岩腕族に森葉族の男だ。今も会話に、王都からどうのといったことが聞こえてくる。

 この街にわざわざ来るのは、国や大きな街が支援する行商団か、たまに近隣の村との取引きがあるくらいらしい。

 近隣の村さえ山脈を越えねばならず危険らしいが、そんな所にも冒険者ギルドなんてあるんだろうか?


 などと考えていたら一人と目が合った。わざわざ体を横に傾けている。


「よお、早いんだな」

「いい仕事が入ったんだ。そっちも、早いよな?」


 狭くるしい室内だからか、向こうから声をかけてきた。こっちの人間は、知らない奴らだから距離をとるなんてことはないらしい。逆に声をかけるのがマナーとかあるんだろうか。


「護衛の報酬があるからよ。小銭が稼げりゃいいからな」


 今回訪れている行商団は、国とガーズとの取り決めで公式に送られてきた団体で、どうやらギルド関係の客もいるそうだ。おっさんが看板清掃の件で言っていた、王都からのお偉いさんたちのことだろう。ただ、おっさんから聞いたギルドの上の奴が来たなんて話題はどこからも聞こえてこない。


 主な予定には、砦やギルドと報告会のようなものもあるとか。商人の方は普通に持ちこんだもののを売ったり、希少な高ランク素材を買いつけになど、それぞれの用事があるようだ。

 それでそこそこ長居するらしく、その間に護衛の冒険者たちは羽を伸ばそうが依頼を受けようが好きに過ごしていいらしい。残念ながら何もない街だから、暇だから依頼を受けていく奴らばかりだそうだが。


 また四人で話しだしたのを聞くともなく聞く。嫌でも内容が耳に入ってくるが物騒な話題はないし、大騒ぎすることもない。

 この街の奴らほどお気楽な雰囲気がないから、こっちからは話しかけづらい。笑い方もニヒルだし厳めしい面構えで、どこかくたびれたようなところもカタギなのか疑わしさ満点なんだ。

 例えば映画で見た傭兵稼業のやつらの雰囲気というか。いわゆる冒険者とは本来こうあるべきなのではないかと思える。


 壁から視線を離した。

 ええい、ごにょごにょと解説してないで、何か聞くなら今しか機会はないだろ!

 俺はゆっくりと立ち上がった。


「ちょっといいか」


 えー談笑中のところぉまことに申し訳ございませんのですがぁといった含みが届いたかは分からない。

 だらしなく座っている男たちは、お喋りをやめて気だるげに振り向いた。

 う、うっわー……目つき鋭でぇ。

 壁を背もたれ代わりに腕を組んで見上げている姿とか、なんか佇まいに年季を感じる。

 おかしいな。確かこいつらは中ランク冒険者と言っていたと思う。高ランク冒険者をカイエンしか知らないせいか、こいつらのがすっごく強そうに見える。

 あ、上目遣いに睨まれてる気がするのは俺が立ち上がったからだ。狭いんだからわざわざ立つことはなかった。咳払いして口を開く。


「王都から来たんだよな?」

「まあ一応、そうなるかな」


 藪から棒になんだといった顔で、手前の男は鼻を鳴らした。

 へ、変なこと尋ねて、怒らせたらどうしようか。声が震えてませんように。


「王都なら、人族の冒険者はいるよな?」

「居るに決まってんだろ。んなこと聞いてどうすんだ」

「少ないと思うが、どれだけ珍しいもんなんだ……いや、どれくらい人族の仕事はある?」

「は? 珍しい? なに言ってんだ。人族なら仕事なんか幾らでもあんだろ」


 えっ。


「珍しく、ない?」


 俺たちは互いに困惑しているようだった。


「おぅい、お待たせぃ! なんでぇしけた面して」


 ちょうどおっさんが飯を運んできて、微妙な空気は救われた。




 がつがつと貪りながら話を続ける。


「んぐにゅ。へえ、ここにゃ人族の冒険者はあんたしかいないのか」

「ほふぅ! まあ、でかい街はそんだけ住人からの依頼もあるし、人が多けりゃ色んな奴がいるからなぁ」


 はふはふと野菜汁を啜りながら話す姿には、さっきの鋭さはなかった。腹が減って気が立っていただけなんだろうか……。


 意外な事実だ。この街にはいないと聞いてから、珍しいと思わない程に存在するとか考えもしなかった。

 急いで飯をかき込んだ一人が、笑顔で腹をさすりながら言った。


「ふいぃまあ分かるな。ここのランク付けはおかしいからよ」


 その言葉に、また驚いた。


 聞いて良かったような聞かなければ良かったような。


「ランク付けがおかしい……?」

「おぅそうなんだよ!」


 やたら食いついてきた。王都だとか依頼の違いがどうのといったお喋りをしていたのは、これについて話していたのか?

 さっきは冒険者の会話なら普通のことだろうと内容はよく聞いてなかったが、興味が湧いて身を乗り出す。


「俺ら中ランクだろ? で、中ランク場所でも中難度くれぇの場所で、気楽に暇つぶして過ごそうと思ったんだよ」

「それがな、魔物が強ぇんだわ。俺たちだけで山脈を超えられるくらいの自信はあったのによ」

「まさか真面目に倒すはめになるとは思わなかったよな」


 渋い顔で頷き合ってるから、冗談めかして大げさに言ってるんではなさそうだ。


 まあ、でも倒せるんだ。山脈辺りって、カイエン達が遠征行ってるような場所だよな。国との提携行商団という話だし、中ランクでも上位者を厳選してると思う。

 ……この宿にまであぶれたということは、その中でも低いのかもしれないが。


「なにキョロキョロしてんだ?」

「いや、虫が飛んだかなと思っただけだ」


 つい、おっさんの姿はないか探してしまったぜ。

 ちょっとオンボロなくらいで失礼なことは考えるもんじゃないよな。今日だって、うっかり大枝嬢を呼び間違えてしまったし気を付けよう。

 とにかく、こいつらからも部屋どころか飯に文句をつけたりしているのも聞いたことがない。これが一般的なご家庭の食事に違いないんだ。


 おっと逸れてしまったが、それだけショックを受ける事実を知ってしまったせいだけではないはずだ。

 ランク付けがおかしいというのが、どの部分のことを言っているのか気になるが、魔物が強いと言ったよな。


 各ランクに分けられる魔物の種類が違うのか?

 それとも魔物の種類もランクも同じで、魔物の強さだけが違う?


「どう違うんだ。ランク分けが王都や他の街と違う?」


 炎天族の一人が舌を鳴らしてニッと笑い親指を立てる。

 そのハンドサイン、こっちでも有効なんだな。どんな由来があんだろう。またどうでもいいことが気になりかけたが、聞くことに身構えてしまっているからではないのだ。

 い、嫌だやっぱ聞きたくない!


「そそ。おんなじ魔物がよぉ、あんな強くなるなんて思わねえよ」

「まじかよ!」


 尋ねた時から不穏だったが、やっぱりか。

 今までの苦労がメリーゴーランドのように頭の中を回りながら俺を嘲笑う。他の街に湧き出てさえいれば、こんな苦労はなかったかもしれないのかよ!


「俺たちはいまいちピンと来ないが。昔、国が滅ぶかってほどの魔物がここに現れたってのにも、真実味が湧いてくるよなあ」

「確かに、邪竜とやらの眠る場所だとかいう話も本物かもな。周囲の山脈を、こっち側に超えると魔物の行動は活発になるし、やたらと数も増えるし」

「魔物よけが街全体に施されてるってのは、とんでもないこった」


 呆然としている俺に、続々と余計な情報がもたらされる。


「どうした暗い顔して」

「いや、まさかその、カピボーすら強い……?」

「えっ! さぁな。さすがに、その辺は意識したことないが……お、おい低ランクの魔物で、倒したやついたっけ?」

「俺にふるな」

「こっち見んな。なんつうか、俺たちが苦労させられたのは鉱山の魔物でな。イモタルって知ってるか」


 イモタル――鉱山面の奥地に住む、ゲームの中ではレベル40だった魔物か。


「どうやら知ってるようだな」

「あぁ、名前だけは……」


 いわゆるアンデッド系で、回復しながら戦うため、レベルの割に長いこと厄介な魔物だ。中盤以降で面倒な雑魚の筆頭だよ。

 この世界では、少なくとも倍のレベルはあるとみていいとすると……うわ、俺だったら目と目が合った瞬間に恋の花咲く暇もなく瞬殺!?

 とすると、この人たち、強すぎない?


「ま、そのイモタルはよ、王都から近い場所にある鉱山だと中ランクでも高難度に分けられてる」

「ほぼ高ランクと言ってもいいぜ」


 ん?


「強いだけでなく、ランクも変わるのか?」

「中ランク指定の魔物ってのに違いはないさ。ま、中ランクは幅が広いからな」


 そういや、そうだ。ほとんどの依頼が中ランクに分けられている。

 うーん、低ランクの冒険者の扱いも考えると、ランクは強さとはあんま関係なさそうだよな。

 例えば、他の低ランク冒険者はいきなり中ランクにカテゴライズされた花畑へと送られるが、元々種族的に戦えるだけの強さが備わっているからなんだろう。

 ギルドが、依頼と認めて報酬を出しても採算がとれる範囲を中ランクとしてるんじゃないかと、前も考えた気がする。


 ランクの話にしばしば難度といった別の物差しが使われるもんな。

 正直、低ランクの魔物は金出してまでわざわざ討伐を促すほどの脅威はないということなんだろう……あれ、なぜだろう。目から汗が。


 ほ、ほかの街ではどうなんだ。

 低ランク魔物が、ここよりも弱い上に数もないなら、なんで人族の冒険者がそれなりに居んだよ。


「低ランクの魔物は、どうなってんだ」

「ケダマが低ランクで最低難度になる。カピボーも含みはするが、でかい街にゃそんなにいないからな」

「あんなに、うじゃうじゃしてるのに!?」

「ははは、あんたはここの感覚に馴染んじまってるみたいだな」


 そんな、あれが当たり前じゃないってのか。


「じゃあ、どうやって人族が暮らしていけるんだよ」

「そりゃ街ん中の荷運び仕事も多いし、色々とやることはあるぜ?」


 街の規模の違いかよ。


「だから、この街で冒険者でやっていけてんなら、大したもんじゃねえの」

「あ、そういや、そんな話の流れだったか。ここにゃ人族の冒険者は一人しかいないっていう」

「ああ確かに。他の街だったら、人族の中では上位者になれるかもしれないぜ」


 思わず肩を落としてしまった俺を、冒険者たちは笑いながらも励ましてくれたようだ。またその内容に心惹かれる。


 なんという希望――!


 この過酷らしい環境で鍛えた俺なら、もしかしたら、最強の冒険者の名を欲しいままにできるかもしれないと、そう言うんだな?

 ただし人族の中に限る。

 虚しすぎるわ。


「辛くなったら、外の街にも出てみりゃいいぜ?」

「王都に来る機会があったら声を掛けてくれよ。安い宿を紹介してやる」

「色んな街を渡るのも楽しいもんだぞ」

「ちっこい村なら感謝のされ方も大げさでいい気になれるしな」


 いかん。背筋を伸ばして態度だけでもシャキッとしよう。


「それも、いいかもな。まあ、機会があったら頼む」

「おぅ」


 思ったこととは違うことだらけだったが、十二分に話は聞けた。


「俺はこの街しか知らないから……驚くことばかりだ。色々と聞かせてくれてありがとう。休憩中に邪魔したな」

「なぁにいいってことよ」

「こっちも面白かったぜ」


 軽く会釈して出ていく俺に、冒険者たちはひらひらと手を振って見送った。 




 俺はふらふらと宿を出ていた。


「そんな、馬鹿な……」


 ケダマがレベル1相当の世界は本当にあったんだ。

 この街の外に!

 まさか、本当にハードモードプレイだったとはな。


「あっと、灯り灯り」


 知らず家々から漏れ出る灯りの届かない場所まできていた。俺の縄張りである、南の森だ。


「話は聞いた。この街で、この森のランクに相応しい冒険者は、俺しかいない!」


 殻の剣とランタンを構えて、森の暗がりを睨む。

 恐らくカピボーも、他の街よりも強い選ばれしカピボーだろう。

 それで、マグが同じ量なら俺の方が損してるじゃんなんて思ってはだめだ。

 現実の経験値とは、実際の体験と心得よ。


「来いやカピボー!」


 やけになってなんか、ない……!

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