黒板に書かれた男女の傘マークと十五センチの距離！

第20話 多分お付き合いが始まったのかな？ （19）

　だから相田（彼女）の立場は、アニメや漫画、ラノベに出てくるようなヒロインの娘（こ）達と変わらない娘（女子）だったから。僕は尚更嬉しくて仕方がなかったのだと思う？

　そんな可愛い子が、僕を擽るといった行為をしながら触れ甘えてくるし。僕が『やめろ！ やめろ！ 相田～！ 離せよ～！』と、暴れながら。彼女の身体に手で触れてもムキになって怒ったりしないのだ。

　それこそ僕が彼女の体に触れてくる事が嬉しい？

　と、いった様子なのかな？

　だって僕に「もう～浩太のエッチ～！ 今うちの胸を触ったでしょうが？」と、アニメのワーンシーンみたいに笑って告げてきて──又「もう～、浩太は～」と、僕を背から密着して取り押さえるというか？