第壱話 まだプロローグ
唐突だが、山奥の校舎と言えば何を思い浮かべるだろうか?
道といった道に繋がっていない背の高い木に囲まれた背の低い木造の建物を思い浮かべる?
それとも、背の高い木に囲まれたコンクリートの建物を思い浮かべる?
俺達が通っている中学校の校舎は後者だ。
緑に囲まれていているのに山門から校舎までコンクリートの道がしっかり敷かれている。車も通れる。
そして校舎はとても快適だ。生徒の椅子ひとつにしても凄くお金を使ってることがわかるような設備だ。
次に備蓄についてだが、恐らく心配はいらないだろう。
此処は田舎と言うこともあり、生徒数がとても少ない。今年は各学年3人ずつだから、合計九人だ。そして教師が七人
そのくらいしかいないというのに都会の学校と同じくらいの量の備蓄があるらしい。
この学校に俺は三年通っているが、この学校は少し、いやかなり怪しい。
勿論、お化けがという意味ではない。
この学校には地下室があるのだが、生徒は入れないことになっている。
だが、その地下室に職員でもない不思議な雰囲気を纏った人が何度も立ち入っているのが生徒に目撃されている。
かなり怪しい。
というのが俺達の通っている学校だ。
それはさておき、俺は学校でほとんどの時間寝ている。
だがテストで何点とは言わないが、かなりいい点をとっているので、教師は煩くはない。
ま、とにかくいまも寝てるってことで。
お休み~~~
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