第51話
ボクが教室に入ると、例によってマイちゃんが難しい顔をして、本を読んでいた。
「マイちゃん」
反応なし。
「マイちゃん!!!」
ボクは大声で、マイちゃんを呼んだけど、それでも反応はない。
そこで、ボクはマイちゃんの目の前で
すると、マイちゃんはボクに向かって、ブンッとパンチをしてきたので、ボクはあわてて避けた。
アブナイアブナイ。
「なんだ、キミか、ビックリさせないでよ」
「それはこっちの言いたいことだよ……」
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