第49話

「うん、なんか無理してる気がする……」

 アイちゃんは、軽く首を傾げながら、そう言った。




「そう?」

「うん、実は恋愛モノんでしょ?」

「うん、うん、そうだね、無理してたみたい」

 ミーちゃんは、うなずきながら、そう返す。




 それから数日後。




 ミーちゃんが、原稿しょうせつをもってアイちゃんのもとにやってきた。

「出来たの?」

「うん、自分の好きなように書いたよ」

「……じゃあ、読ませて」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る