第35話

 ズギャァァァン!!!

「わあ!!」

「骨さん!」




 アイちゃんは、爆風に飛ばされそうになる骨さんを、ギュっと抱きしめた。




「ああ、大丈夫だ、ありがとう。……あれはなんだ?」

「?なあに?」

「ほら、あれ、見てごらん」

と、言われてアイちゃんが爆風しせんのさきの方をみると、そこには爆発でできたのではなく、であろう、人工的なきれつがあった。



「なんだろ?」

「アイちゃん、危ないよ、やめよう」

「でも気になるよ。見てみよ?」

という訳で、2人?は、穴の中を覗き込んだ。

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