第33話
ぶぅぅぅぅぅぅぅん……
タイタンズの基地でも、そのサイレンが鳴り響く音が聞こえた。
タイタンズの士官ユウは、その時相棒のミーと映画を観ていた。
『恐怖映画観賞会』である。
「おや、なんだろうな、この楽しい時をジャマするやつがいるのか?」
「た、助かった~……」
「おい、大変だ、ニャーゴが攻めてきたらしいぞ!!!」
「ええ……」
「やれやれ、ここは平穏だったのにな」
と、ユウは今にも逃げ出しそうなミーの服の襟を掴みながら、ウンザリした口調でいった。
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