第28話

 ある日のアイちゃんと骨さん。




 サッ、サッ、サッ

「いやあ、アイちゃん、ありがとね」

と、骨さんが、アイちゃんが自分を置く場所ねどこを掃除してくれることに、お礼を言いました。




「それにしても、なんで急に、に掃除してくれるようになったんだい?」

「ウフフ……、実はね」

と、アイちゃんが思わせぶりに笑います。




「今年の学園祭で、メイドさんになることになったの。

それで、まずは骨さんでんだよ」

「へえ、そんなことがねえ」

「料理は骨さんが作ってくれてるから、それ以外、ね」

「ホント?

ありがたいなあ」

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