第19話
ヒィにいは、文字通りボクの兄さんで、なんというか何故か女性にモテモテなのだ。
この自分の興味のあることしか動かない無気力男のどこが良いのだろう?
ボクの唖然とした( ; ゜Д゜)な顔をみて、ヒィにいは
「あ、しーちゃんの話かい?」
と、言った。
「彼女は、僕と一緒に来るべき敵とたたかう仲間だよ」
「え、敵ってなに?」
と、聞くと、ヒィにいは満面の笑みを浮かべて
「エイリアン的なアレ」
「はあ?(;´д`)」
ボクは、あんまりな展開にウンザリした顔をした。
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