「なんにゃ、バカヤロ―」

「にゃんのか、コノヤロウ」

と、ぼくと、マインちゃんが、ビートたけしと西田敏行のように睨みあっている。

　そこを、通りがかったらしい、ユウさんがそれを見て言った。

「何してるんだ、お前ら」

「「いや、ユウさん聞いてよ」」

と、マインちゃんとボクは、互いに訴える。

「彼女ったら、なんで『ボク』って言うのか教えてって訊いただけで、ものすごい怒るのよ(/_;)」

「マインちゃん、週刊誌（マスコミ）みたいに訊いて、本当勘弁してほしいのに、脅すみたいに訊くんだ(>_<)」

　と、２人の話を聞いて、ユウさんは

「はい、はい、お前らホント仲いいな(^_^;)」

と、うんざりした顔で言った。

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