第4話■神からの授かり物1
「それじゃ、これで君に力が宿ったと思うよ。確認してみて。」
「力?どうやったらわかるんだ?」
「あぁごめんごめん。ステータスって心で念じてみて」
「ステータス?」
おっさんに言われるまま念じてみた。
「"ステータス"」
《ステータスが更新されました》
《ステータスを表示します》
「うわ!なんか頭の中で喋ったぞ!!」
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名前:神埼正樹 レベル:1(ERORR(隠蔽))
種族:人
地位:神の使い(隠蔽)
HP :100 (ERORR(隠蔽))
MP :100 (ERORR(隠蔽))
STR:100 (ERORR(隠蔽))
VIT:100 (ERORR(隠蔽))
DEX:100 (ERORR(隠蔽))
AGI:100 (ERORR(隠蔽))
SPD:100 (ERORR(隠蔽))
INT:100 (ERORR(隠蔽))
MIN:100 (ERORR(隠蔽))
LUK:100 (ERORR(隠蔽))
CHR:100 (ERORR(隠蔽))
Skill:鑑定 隠蔽 スキル吸収 ステータス吸収 無詠唱 全世界言語把握
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え、なんかERORRってでてるんだけどこれ大丈夫なのか?
お、【鑑定】のスキルだ。これで調べられるかな?
「神様、このスキルってどうやれば使えるの?」
「ステータスと同じじゃよ。心で念じてみぃ」
なんか喋り方急に老けたな。仙人かよ!
まぁ俺も普段どおりの喋り方になってるから、
気にしなくていいか。
「そんなんでいいのか。案外簡単だな。」
「まぁそれは君だけなんだけどね。」
「"鑑定"」
《鑑定:鑑定のスキルで物、人、スキル、ステータスを詳細に閲覧できます。》
ほう、【鑑定】を使えば何かって事が分かるってことか。
便利だな。
ん?なんだこのERORRって・・・
「"鑑定"」
《ERORR:世界でのレベル上限を超えて上昇できます。》
「ん?なんだこれ。神様これどういう意味だ?」
「それは君が異世界転生者だからだよ」
「ってことは魔王よりも強くなれるってことか?」
「端的に言えばそういうことじゃな」
「ほうほう」
となると他のも見ておかなくてはいけないな
《隠蔽:表示を隠蔽できます。追加や削除も可能です。》
《スキル吸収:任意の標的のスキルを自分の物にできます。削除も可能です。》
《ステータス吸収:任意の標的のステータス(ステータスも任意)を自分の物にできます。削除不可能です。》
《無詠唱:スキル名や魔法名を心で念じるだけで発動します。》
《全世界言語把握:全世界で言語を扱う者の言葉を理解できます。》
なんだこのチートスキル・・・・まぁ神が今となりにいるんだからそこまで驚くことじゃないかもな。
だって神がとなりでお茶すすってみかん食ってる所とか、
普通だったら拝めないわけでして。えぇえぇ。
そりゃあ冷静にもなりますよそりゃあ。・・・・
なんでこのおっさん【神】は神様って感じがしないんだろうか・・・
いいのかこんなんで・・・絶対崇拝してるやつとかいるんだろ・・・
崇拝してる人を同情の目で見てしまうよ・・・
HPとかMPとかでてるけど、異世界での原理?ってRPGと同じ感じなのか?
とりあえずこれも調べてみるか。
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