第4話 世間ではそれをsと言う
女先輩「ところで男くん、さっきから私に何か聞きたそうにしているが、一体いつになったら質問してくれるのだね?」
男「はい? 何のことスか? 僕は今晩ごはんの献立のことを考えておりますが」
女先輩「①なぜ部長からのアプローチを受けないのか ②執筆の秘訣は何か ③今後エロい展開になるのかどうか
さてどーれだ!」
男「アンタは超能力者か何かか! ……はっ!」
女先輩「ふっ…どうやらマヌケは見つかったようだな。うん?」ドヤァ
男「う、ぐ……。掌で弄ばれる猿の気分だ……!」
女先輩「何とでも言うが良い。ああ、ちなみに答えは
①なぜ部長からのアプローチを受けないのか → 生理的に受け付けないから
②執筆の秘訣 → 50パーセントの才能と50パーセントの努力
③今日が初夜になるか否か → 君の態度次第 だ」
男「思春期の男子を翻弄するのがそんなに楽しいんですか……?」
女先輩「ふふ。その答えは正鵠を射ているようでギリギリ的外れだ」
男「……?」
女先輩「正確にはね、君を翻弄するのが楽しいんだよ」
男「鬼だ……悪魔だ……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます