47日目

猫という生き物は大変気ままで、部屋のあちこち隙間なく寝ております。人気スポットは喧嘩が起きる有様ですが、それでもどこかに収まります。隙間とは限りません。放置してある段ボール箱を片付けようとしたら入っていた……ありがちです。いきなり踏みつぶさないようにしましょう。いると思ってください。


さて、易怒性なんて言葉があります。要は病的にキレやすい。私の診断書には二重丸でも付きそうな勢いで書いてありますが、どうだろ?

医師の前ではキレた事はありません。自宅では……まあ、そう、壁に穴こそ開いていますが、普通でも怒るでしょ? という事態の結果なので、自分では病識はありません。ゆえに、病気なのかもしれませんが……。


もちろん、診断書が全て正しいとは思っていません。嘘を書いてはいけませんが、真実を書く必要もありません。極めてグレーな書類です。

これは、恐らく精神に限った事ではないでしょう。「臨機応変に」です。

なので、内容にすっごい事が書いてあっても、気にしない方が良いと思います。書いた医師が「必要」と考えたことなので。

そうでなかったら、私なんてクズ以下ですぜ。いかもう、そうかもしれませんが……。


もう1つ気にしがちなのが、薬局で渡される通称「薬情」と呼ばれる薬の説明書みたいな紙。あれを導入していない薬局は珍しくなりました。

あれに書いてある「~のお薬」です。これ実は保険適用の用途、すなわちレセプトが通る用法なんですね。だから、副作用を応用して……なんて使い方には対応していません。

飲み方の注意は気にした方がいいですが、書いてある効能は気にしなくていいと思います。明らかにおかしければ、薬剤師から確認が入りますので……。


というわけで、あまり気にしすぎるとロクな事ないよというお話でした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る