ベンリーの仕事

第36話 はじめてのはんたー

ep.7-1 October / 1 / T0059



 とうとうこの日が来た。


 今日は土曜日に当たる日だ。


 約一週間。

 まず、変わったことは新しい家族が一匹増えたこと。


 元の教育が良かったのか、ウウクの教育が良いのかは分からない。

 犬を飼ったことのない俺には特に分からないが、新しい家族の犬のミニーはとても利口だ。

 

 家を用意すればそこで寝るし、部外者が来れば吠えて教えてくれる。

 リードをしてもしなくても、家と敷地内の柵の中で大人しくしていてくれる。


 お散歩代わりにウウクと学校へ同伴通学。とっても可愛い。


 その次に、衛生局員の職場では俺がハンターも兼業することが知られていて、休みたい日は休んでいいと言われた。


 何かあれば町民の命に関わるので、やれるならそっちを大事にして欲しいみたいだ。


 なので、あんまりやりたくないと言い難く、今日はウウクも休みなので早速ギルドに行くことにした。


 初めてなので、今回はミニーはお留守番にした。

 何しろ何があるのかも分からない。


 ウウクは今日を楽しみにしていた。


 ハデムの一味から奪い、残していた一本の槍を一生懸命研いでいた。研ぎ方は学校でクラスメイトのジョーさんに聞いたらしい。

 

 俺も覚悟を決め、なるべく練習をした。

 単眼鏡をポンプガンにくっつけてスコープにした発想は良かったので、狙った場所に当たるように調整して止血剤とテープで補強した。


 しかし、ポンプガンにはライフリングも無いし、弾は石なので思った場所に当たらない。


 弾道が安定しないのだ。


 なので、スナイパーライフルみたいな精密射撃ではなく、ポンプガンの威力に任せた砲撃の様に使うことにした。何しろ遠くに飛ばすだけならかなり飛ぶ。

 なるべく重い石を選ぶようにした。


 反するのは水鉄砲。まっすぐ飛ぶが射程が短いので、ある程度近いならブラスターよりも正確に狙える。

 

 近距離はブラスター。中・遠距離はポンプガン。これを主体にする。また、弾の都合と状況が合えば散弾を装填し、近距離も対応する。


 今はこんな感じで攻めてみたい。


 


 

_ガチャッ

 

 俺とウウクはギルドに入る。約一週間ぶり。


 いつもの席にテンガロンハットをかぶった黒人のスティーブさんは居なかった。

 だが、周りのベンリーはチラリとこっちを見た。


 受付にいる顎髭を生やした黒人のベフさんのもとに向かうと、ベフさんも笑顔で俺達を出迎えてくれる。



 「やっときたか。ニューフェイス」


 「こんにちはベフさん。ギルドの区分の変更に来ました」


 「待ってたよ。まず、これが二人の新しいタグだ。今のは預かるから、これを付けてくれ」


 

 俺とウウクは首から下げていた木製のドックタグを返す。

 そしてベフさんは俺達に真鍮の様な材質のタグを渡してくれた。

 タグには番号とウーベントの街の名前が掘られている。



 「それが区分3以上の人がつけてるタグだ。もっと上の人は銀や金、クリーチャーの素材の人もいるよ」


 「そうですか。えと、では依頼を受けたいのですが、俺達二人で出来るくらいの簡単なのはありますか?」


 「ハンターでもあるんだろ? いくらでもあるよ。紛失物の捜索依頼から、畑を荒らすイノシシまで」



 そう言いながらベフさんは依頼の一覧表を見せてくれた。


 そこには大小様々な依頼がある。さらに最新のは壁に貼られていた。


 人間の犯罪者の賞金首まである。



 「ウウクはどんなのが良い?」


 「折角だから狩りにしましょう。まだ力が余ってるし」



 ウウクの筋肉はまだ落ちない。未だに力を持て余し、ベッドの上での主導権も取られたままだ。



 「ベフさん。ハンティングの分類で探したいのですが、オススメありますか?」


 「………じゃ、これはどうだ?」



 一枚の紙を貰った。詳細が読めないが、農家の…カエル? を何かするのか?



 「ウウク読める?」


 「見せて……農家の、納屋の、カエル、退治。」


 「そう。街の外の農家の納屋の中に、【白牙大ガエル】が冬眠のために巣作りの準備を始めたらしいんだ。こいつを追っ払ってくれ」


 「……どんなカエルですか?」


 「口の中に歯と牙があって、大きさがガッハ二頭分くらいの大ガエル。人くらいなら丸呑みにする」


 「それは…初心者向け何ですか?」


 「あぁ。クリーチャーだけど、そんなに獰猛じゃないよ。火を怖がるから松明で追い払えば済むし。でも、被害が出ることがある。君達はエイイェイを倒せるなら雑魚だろう」



 人を丸呑みにするカエル…大きくてデブなワニみたいなのかな…。



 「でも、なんでプクティスとか、エイイェイみたいな名前じゃないんですか?」


 「あれは現地語で“黒いトカゲ”と“猿”って意味だ。有名になってそのまま使ったんだよ。だいたいはこっちで適当に呼んでるよ」


 「私知ってたよ♪」



 ウウクは腰に手を当てながら笑って俺を見てくる。学校で聞いたのだろう。



 「じゃ、ベフさん。この依頼者の農場へ言って、火を使って、白牙大ガエルを追っ払えば良いんですね?」


 「そう。でも、納屋を火事にしてはダメだよ? そんなことをしたら賠償金を払うことになる。それと倒したら肉は食用にもなる。牙も丈夫で使用頻度が高いから持ってきてくれると助かるよ」

 


 俺達はそこまでの説明を聞くと、依頼者、出張先、注意点などの説明を受けた。


 少し遠いが歩いて行く事にした。これからはガッハを定期的に返してもらう必要がありそうだ。





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇





 「着いた。結構歩いたな」


 

 二時間くらいは歩いた。まだ午前中だが、仕事の前からいい感じに体を動かした。



 「ショウタ! あそこ、お家がある! お仕事を頼んだ人の家じゃないかな?」


 「あぁ、地図を見た感じはそうだな。行こう」



 ウウクと一緒に向かうその家は、木造で大きな家だ。

 まさに海外のthe農家って感じだ。

 

 その家のドアをノックして、声をかけると中から人が出てきた。中年の女性だ。



 「はい。どちら様かしら?」


 「こんにちは。ギルドのベンリーです。カエルを追っ払いに来ました。ご依頼のキャラハン家様でお間違いないですか?」


 「まぁ! 助かります。みんな怖くて近寄れなかったんですよ!」



 ベンリーであることを告げると、ご婦人の顔色が変わり、安堵感を表情に表した。



 「場所まで案内して頂けますか? わたしはショウタ。後ろは相棒のウウクです」


 「こんにちは♪」



 ウウクも軽やかに挨拶をした。言葉が分かるだけにコミュニケーションが円滑だ。


 案内された先は、穀物や藁を保管する大きな納屋だ。

 第一印象は、シリーズ第一作でデロリアンが突っ込んだ納屋に似ている。っと感じた。



 納屋の中に一匹、とても大きなカエルが、中の穀物や藁を寝床にしてしまい困っている。  そう説明してくれた。

 もう間もなく訪れる寒い冬への冬ごもりの準備をここで行おうとしている様子だという。


 危ないので下がってくれと伝え、ご婦人には家に帰って頂いた。


 キャラハン夫人の姿が見えなくなると、俺はポンチョの中から肩に掛けたポンプガンを両手で持つ。ウウクは手に持つ槍を握りしめる。



 「ウウク。入るぞ」


 「うん。私に付いてきて」



 ウウクは堂々と歩き出した。狩りの時と違い、あまり慎重ではない。

 何か感じているのだろう。


 ウウクの後ろについて納屋の扉を開けると、中は真っ暗だった。


 納屋の南側と西側に大きな両開きの扉があるので、全ての扉を開いて明かりを取り入れる。

 扉が開くと陽の光で納屋の中は薄暗さを残しつつも、はっきりと全体を見渡せるようになる。



 「見えるウウク?」


 「見えるよ。あれじゃないかな? ほらモッコリしてるの」


 「……何か近づきたくないな…」



 藁の山の中に一つ、黒い物体が鎮座している。見えるのは背中だが、俺の背丈と変わらなくて、体積は桁違いにデカイ。


 軽自動車とドッコイだ。



 「……。どうする?」


 「突っついてみよう♪」


 

 ウウクは手に持った槍を握りしめ、黒いカエルの背後に近づく。


 そして握った槍の先端で突っつきはじめた。



_ツン、ツン、ツンツン


  ぶにゅ……ぶるん……



 黒くて巨大なカエルは身をくねらせるが、目立った反応がない。


 するとウウクは一気に槍を前につき出した!!



_ズッシュ!!!


 『ボォォォォォォォォ!!』



 カエルはその巨体に似合わない、見事な蛙跳びで上に飛び上がった!


 背中からは体液が噴き出ている!



 「ウウクなんで刺したんだよ!?」


 「だって寝てるんだもん。これじゃ焼けないし」



 俺達は逆走して納屋から外に飛び出る。大きな大きな黒い【白牙大ガエル】は、ドッポンドッポンと、地響きのような音を立てながら蛙跳びで俺達を追ってきた。


 納屋から離れ、農道の近くの広場まで走って、俺とウウクは待ち構える。


 俺の目にはカエルの姿が、黒い軽自動車がジャンプしながらこっちに近づいてくるように感じた。


 大きさはガッハ二頭分には少し足りない。多分小さい分類なのだろう。


 だが、閉じた口から飛び出した白く大きな牙は立派だ。サイの角みたいだが、鋭利で硬そうだ。


 

 「なぁウウク。お肉が食べれて、牙が使えるなら焼かないで倒さないか? 水鉄砲使う?」


 「そうね。お願いできる?」



 俺はポンプガンを三回ポンプしてカエルに狙いを定めて撃った。



_ジュゥゥッ!【ザシュ】


 『ボオァァァアアアアア!!』



 水鉄砲のウォーターカッターの水圧は、狙い通りに水の光線を放ち、カエルの右前足と、下半身の一部を切り落とした。

 もがき苦しみながら地面でバタつき、大カエルの切り落とされた下肢の部分からは血が流れ出る。


 可哀想なので、頭を撃とうとしたが、ジタバタと巨体を動かして暴れるので狙いが付けられない。


 

 「ウウク、ちょっと狙えないからお願いできる?」


 「うん。牙を傷つけないように頭をやるね」



 ウウクは蠢くカエルに近寄り、狙いを済ませて槍を勢い良く振り下ろした。



 【ドッッッ!!】



 槍は見事にカエルの脳天に突き刺さった。


 貫通した槍先は地面に突き刺さり、カエルは足の一部だけピクピクと動かす。



 依頼終了。



 キャラハン夫人に報告し、カエルと納屋を確認してもらう。


 婦人はとても喜びながら依頼書にもサインして下さった。


 俺達はカエルの牙と、肉の一部を貰うことへの了承をとり、カエルの鋭く大きな白い牙を二本頂戴した。

 そしてお肉は歩いて持って帰れる量だけとして、水鉄砲で切り落とした前足と下半身の一部を頂いた。


 残ったカエルはキャラハン家に差し上げ、家族で召し上がって頂くこととなった。


 俺達は婦人の熱いお礼を受けて、ウーベントの街へと戻った。





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇





_ガチャ


 ギルドに入ると受付へ向けて歩く。周囲からの好奇の視線を若干感じる。



 「お帰り」



 ベフさんはカウンターに手を置きながら俺達を出迎えてくれる。


 

 「ただ今戻りました。これがサインを頂いた依頼書です。牙はお渡しすれば?」


 「牙? 倒したのか?」


 「はい。持ってきてくれると嬉しいとのことなので」


 「ほぉぉ! 凄いな。じゃ、依頼書と牙を頂くよ」


 「あの、この牙は一本頂けますか?」


 「もちろんさ! 欲しければ両方だって良い。あくまで提供して頂いたら、報酬にその分を加算されたりするだけさ。他にも欲しがる人や必要な人がいるからね」


 「じゃ、一本だけ頂きます」


 「どうぞ。そちらの所有物だから気にするな。では、依頼証明書と牙を頂くよ。後日、依頼者の方が報酬の支払いと、報告をして下さる。それらを確認してからまとめて月末に払う。良いかな?」


 「大丈夫です」


 「ありがとう。では、今日から君達のベンリーの区分は4だ」


 「はい?」


 「だから、今日から君達のギルドのベンリーとしての区分ランクは4だよ」



 …。



 「あの、3ではなくて?」


 「ベンリーのハンターとして、大ガエルを無傷で倒せるなんて立派なもんだ。

 3なんて、ベンリーとしての小さな依頼をコツコツとこなす仕事だ。4になればもっと良い仕事がベンリーとしてもハンターとしてもある。だから、私の権限で君たちは今から区分4だ」


 「そうですか…。ありがとうございます」





 俺は帰宅の道中にウウクに区分が上がったことを説明した。


 ウウクは嬉しいそうだが、俺は複雑な気分だった。


 家に帰るとミニーに挨拶をして、餌をあげ、荷物を片付ける。


 ウウクと一緒にシャワーを浴び、今日の収穫のカエルを食べた。


 これが驚くほど美味い!! 口の中から光が波動砲の様に出てくる気がした!!


 まさにほっぺが落ちるかと思った。


 ウウクも満面の笑みで一緒に食べる。



 うぅまぁぁいぃぃぞぉぉ!!!! 



 「美味しかったね…」


 「うん♪ こんなに美味しいならもっと持ってくればよかった…♪」



 ウウクは椅子に背中を預けながら大きな胸を突き出して座っている。

 俺もテーブルに寄りかかってお茶を飲む。


 カエルは狩りで仕留める動物とはまるで違う味だ。


 これで安全に仕留められるならクリーチャー狩りもやる気が出る。


 体にも力が漲り、秘められたパワーが溢れるようだ。


 体の芯から熱くなるような気がして、カッカしてくる。


 下半身にも血が集まるのを次第に感じてきた。


 正面のウウクも息が荒く、顔が赤い。


 お風呂あがりなのに、汗が滲んでる。


 胸もいつもよりさらに大きい気がするのは気のせいだろうか。


 そして自然と俺達はテーブルから身を乗り出し、無言でキスをした。

 何を言わず、目と目が合ったら自然とそうなった。



 「ちゅっ ちゅぱっぺちゃ…ちゅ」



 身を乗り出すのがもどかしくなったウウクは、テーブルの上に乗った。


 俺はお茶のカップを脇にどけ、ウウクをテーブルの上で引き寄せて口付けを強め、テーブルで横になるウウクに上からキスをする。



くちゅちゅっちゅぺろえろ、っちゅっちゅ


 「てろ…はっちゅちゅ、今日はショウタの口、いつもよりおいしいよぉ、どうしようぉ」


 「俺もだよ、ウウクがいつもよりも欲しい」



 ウウクはキスをしながら服を脱ぎ始めた。もちろん俺もだ。


 お茶の入った木のカップがテーブルから落ちたが全く気にならなかった。


 ウウクは大きな体と豊満で、筋肉で張りのある身体をテーブルの上で魚のようにくねらせながら服をもどかしく脱ぐ。


 それでも口は離さない。

 

 俺もウウクに舌を絡ませ、味わうようにキスをして、服を乱暴に脱ぐ。


 ちゅっちゅと舐め合い、唇を指で優しくつまんでウウクにキスをする。


 ウウクは次第に裸になり、最後の一枚に手を掛け、最近買ったシルクのショーツから足を抜いた。


 俺はまだ腰から下が脱げていない、それでもウウクが欲しかった。


 裸になった美しい濃い肌色をした健康的な肌に手を触れる。


 巨大で砲弾の様に尖った胸を揉み、搾る。

 

 その先端は既に痛いほど隆起し、見たこと無いほど大きく膨れていた。


 俺は口から離すと、胸に舌を絡ませ、いつも以上に強く吸う。


 ウウクも胸に縋り付く俺の頭を抱きしめ、俺の洗ったばかりの髪の毛にキスをしてくれる。



ちゅ、ちゅぱれろ…ちゅ…ちゅ…


 キスをしながらテーブルの上にウウクを押し倒し、テーブルをベッドのように乱暴に扱った。 


 そのまま愛し合い、次の行為のために抱き合ったまま寝床へと移動した。


 まるで収まる気配がない。





_ずぷずぷずぷずぷずぷずぷずぷ〜



 「あ♪あぁぁぁぁ♪きたきたぁ〜♪」


 「あ、あつい…よウウク」





_ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ


 「ここきもち〜♪」


 「ウウク、もっと腰振って。」





_ぺろぺろぺろ


 「ちゅぱちゅぱ♪あ〜〜ん♪」ぱくっ♪





_ずちずりずりっちゅじゅちゅ♪


 「ほらほらショウタ♪ もっと腰振らなきゃ♪」


 「わかったから乳首触らいでよ」





_ぐっちゅぎゅっちゅぎゅっちょ!


 「あぁ…、ウウクの口は最高だな。」


 「うもぉぉお゛ぉぉぉ♪」 





_ぺちょぺろぺろぺろ


 「はにゃ〜〜♪ ショウたぁ~らめ〜〜♪」





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇





October / 2 / T0059





_ぱんぱんぱんぱんぱんぱん

 

 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ あ゛!!!」





_ちゅ…ちゅぺちょ…


 「美味しいウウク?」


 「ちゅぷ…うん…ぺろちゅ…」





 「ほらウウク。後ろ向いて」


 「う…うん…はにゃ、もっとしゅゆの~」 フラフラ。





_ぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽぐっぽ!


 「すごいよウウク、ぐちゅぐちゅで、包み込んでくる」


 「…はぅ……ぁ……♪……ぁ♪」





_ずぷぅ〜っずぷ〜ずっぷ〜


 「あ、ウウク。夜が明けたよ。今日は休みだし、もう寝ようか」


 「………ぁ……………っ♪」 ぐぴゅ♪





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇





 起きたらもう昼だった。

 

 とりあえず、横でダウンしているウウクのおっぱいを貰う所から始めた。


 相変わらずの美味しさを味わいながら、そのままウウクの中にもう一回出した。


 もう入りきらない体液が溢れてきたのだが、未だにギンギンだしウウクのおっぱいもいくらでも出る。

 

 俺はここ数日の主導権を全く取れなかったので、倍返しが出来て満足した。

 元気パワーは収まらないけど。


 パンツとシャツだけを着て外に出ると、ミニーにご飯を上げる。


 犬小屋でのんびりと寝ていたミニーはしっぽをブンブン振りながら近づくので、頭をよく撫でてあげる。

 今日もお利口さんだ。


 水で顔だけ洗い、濡らしたタオルを持って家の中へ。


 今日は日曜日なのでもう何もしない。する気もない。


 初めての依頼も昨日こなして、区分まで4に上げられた。


 あんまり危険なことはしたくないな…。


 ただ、あの肉はすごい。未だに力が満ち溢れていて元気が収まらないし、その気配もない。


 あの肉が特別なのか、クリーチャー全部がそうなのかは知らないが、ちょっと危険だ。

 今後はあまり食べない方が良いだろう。

 

 冷蔵庫から冷やしたハーブティーを出し、テーブルで飲み始める。


 飲んだらウウクを拭いてあげよう。



 「お…おはようぉ…」


 「ウウク、起きた …って! あぁぁぁ、ウウク! こぼれてるこぼれてる!!」


 

 ウウクが寝室からのろのろ出てくると、愛の名残を下からポトポトこぼしながら歩いてきた。


 

 「ちょっと、ウウク、こぼさないで、床拭かなきゃ」


 「ンあ? じゃぁ栓するね〜♪」



 ウウクはそう言うと俺のパンツを下ろして息子を取り出し、立ったまま自分の中に誘導した。



ぬぷぐっぷ…ぐぽ…ぬぬぬぷ…



 「あぁ〜♪」


 「ウウク、せめて床拭いてからにしてよ」


 「ん〜♪ いいじゃん後で…♪」



 ウウクは立って繋がったままの状態でテーブルまで進み、俺をゆっくりと椅子に座らせ、俺と繋がったままウウクがその俺の上に座って来た。


 繋がったままのウウクはテーブルに用意した冷たいハーブティーを飲み始める。



 「はぁ〜♪ ショウタすっごいんだもん♪」


 「ウウクも凄かったけどね。でも、やっぱカエルの肉かな? 流石に危ないから今後は止めようか?」


 「あのね、私、心あたりがあるんだよ?」


 「どんな?」


 「昨日のカエル料理のスープ覚えてる?」


 「ウウクが作ったの?」


 「そう! あれにね、カエルの精巣が入ってたの♪」


 「え〜!? 絶対それだよ!ベフさん美味しいと言ってただけだから、変だと思ったんだ!」


 「私も、もしかしたら!? っと、思ったんだけど…♪」


 「確信犯じゃん。じゃ、今日は収まるまで面倒見てよ?」


 「うん♪ 見てあげる♪」



 俺達は繋がったまま軽い食事と、お茶を楽しんだ。


 収まるまでは愛する行為をひたすら繰り返すことで合意し、おっぱいを飲むのはお預けとなった。


 今はソファでウウクが俺を手で慰めてくれている。



くっちゅくっちゅくっちゅ



 「ショウタのは触るのも大好きなんだ♪」


 「そうだね。よく触るね」


 「なんかね、陶芸を思い出すんだ。こう、土をこねて形にするときのヌルヌル感を思い出す感じで」


 「陶芸か…。暇な時に働きながら習ったら? 学校は早く終わるんでしょ?」


 「そうだね。早い日もあるけど、ショウタと一緒に居られる時間がなくなちゃうかな?」


 「本格的に働いたら分からないけど、相談だけしてみたら? 街の中に食器作りの陶芸工房があったから」


 「そうしようかな♪」



 ウウクはその喜びを俺の息子に表現し、俺はそれに答えて吐き出した。

 




_シャァァァァァ

 

 ぎゅぽぎゅぽぎゅぽぎゅぽぎゅぽ


 「早く出して♪ いっぱい出さなきゃ元気が減らないよ♪」



 ドロドロになった体を洗うためにシャワーを浴び、ウウクと繋がったまま体を洗ってもらう。


 この洗体方法もお互いに板についた。


 ウウクも器用に腰を動かし、耐えながら俺を洗い、俺もウウクの鈍感な所に動かすようにしながら腰を振る。


 この絶妙さ加減を間違えると、お互いに感じすぎて体を洗えなくなるので、非常に硬度な技術が要求される。

 俺とウウクは度重なる苦難の末にこれを体得したのだ。





 時間は過ぎ、日が暮れ、残り物食べ、ただひたすら愛し合った。


 そしてとうとう。



_どっくどっくどくどくどくっどくどく…



 「ん♪…ん…んくんくんく…こく…ゴクっ♪ ちゅ♪ぺろぺろぺろ♪」


 「ありがとう…ウウク…」


 「あ♪ 柔らかくなった♪」


 「良かった。やっとか…」 


 「良かった〜♪ 元気なままじゃお仕事できなくなっちゃうもん。ちょっと心配してたんだよ。ちゅっ♪」


 「ちょっとだけかよ。 ん。掃除だけお願いできる?」


 「任せて♪ あ〜ん♪ ぺろぺろ、てろぴてろぴ♪」



 その後は普通にシャワーを浴びて、ウウクの中を掃除した。中からオリモノを吐き出すようにたくさん出てきて驚く。


 寝る前に部屋の掃除をして冷たいお茶を飲み、歯を磨いて一緒に寝床に入った。


 明日は仕事だ。

 今日は流石にくたびれた。


 俺は眠る前、疲労を回復する為にウウクのおっぱいを貰い、最後に二回愛し合ってから一緒に眠った。


 俺の胸の中で眠るウウクは満足そうな笑顔でとても綺麗だった。











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