第六回 出雲姉妹幻想曲

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 受験生にとって夏の貴重な一日の休みを使って天野美佐緒は、出雲大社に向かっている。出雲駅からはバス。夏の観光シーズンということもあり、始発駅から座れない乗客が出るほどの賑わいである。


 美佐緒は運良く二人掛けの椅子に座ることができた。一緒にくっついてきた妹・美彩季みさきも隣にいる。


 朝から数時間電車を乗り継いでやってきた。その間、美彩季は美佐緒の隣で爆睡だった。のんきな妹に比べて性格は正反対の美佐緒は、移動時間に少しでも英単語を覚えようと単語帳を持ってきていた。けれど、いっさい開くことはなかった。


 その代わり、Supertailの出雲編を持ってきていた。丁寧にバインダーに綴じてある。移動中眠気に襲われることなく読み返していた。


 この物語の舞台をこの目で見るのだ。興奮しないわけがない。


 出雲大社に向かうバスの中で、日の差し込む窓際に座っていた美彩季は、豪快にリュックを開け、まだ封のかかったインスタントカメラを取り出した。


「ちょっと美彩季。カメラ、どうして封を開けて持ってこなかったの? ゴミが増えるでしょ。昨日、言ったのに」


 美佐緒は、公衆の面前ということもあり、大人しめに言った。普段なら、性格を叩き直してやる勢いでガツンと怒るところなのだが。


「あれ、そんなこと言った? ちゃんとゴミは持って帰るからいいでしょ!」


 と、普段家にいる時と同じように周囲を気にしないはっきりとした口調で答えた。乗客の数人が二人を見た。似た顔の姉妹の旅路ということがわかると乗客は、美彩季の声を気にすることもなく微笑んだ。美佐緒は、乗客に軽く頭を下げた。


「今日、お母さんに何て言ってきたか覚えてるの?」


「覚えてるよ。もう中学生になったし、お姉ちゃんの言うことはちゃんと聞くって」


「調子いいこと言って、勝手にはぐれたりしないでよ。二ヶ月、お母さんを説得してやっと今日にこぎつけたんたから」


「わかってるよー。鈴木さんのために、ちゃんと出雲大社の写真撮るから任せてよ!」


 美彩季は封を開けたインスタントカメラのファインダーをのぞき込み、姉・美佐緒にレンズを向け、シャッターボタンを押した。


 カチンとバネが跳ねる軽い音がする。


「あ、美彩季、いつの間に巻いてたの。私なんて撮ってどうするのよ。出雲大社を撮るためのカメラなんだから、無駄なものを撮らないで」


「いいじゃん。せっかく姉妹だけの日帰り旅行なんだし。それに鈴木さんと写真交換したことないんでしょ」


「ないよ。だから、今回、出雲大社の写真を撮って送るの」


「そうだけど。お姉ちゃんの写ってる写真も送りなよ。鈴木さん本人の写真が見たいな。どんな人なのかな」


 美佐緒は、三年ほど前から文通をしている。Supertailは、その鈴木経由で毎回郵送してもらっていた。鈴木と会えるほどの距離ではない。文通の内容は、いつも半分ほどSupertailの感想になってしまう。


 手紙のやり取りの中で、出雲大社を見てみたいという話になった。距離からして断然、美佐緒が行った方が近いので、自ずと美佐緒が行くことになったのだ。


 歴史の資料集でしか見たことがなかったし、Supertailの出雲編と名前が付いている割には、出雲の描写が少ない。ストーリーでは、亜耶弥の傷を癒すために少しだけ出雲大社に寄った形でしかなく、出雲編というタイトルをつけるには迫力が足りない。


 美佐緒はそう感じていた。一体どんな場所なのか、しっかりこの目で見ておきたいと思ったのだ。



- 2 -


 大鳥居の前のバス停に着くと、乗客たちはいっせいに降りて行った。美佐緒たちもその流れに乗って降りた。


 「大」とつくほどの鳥居は、まさに見上げるほどだ。雨風を長年浴びて、木の表面の色が薄れていて年月を感じさせる。隣に並ぶ「出雲大社」と彫られた巨大な石柱とほぼ同じ高さだ。石柱は、二人で両手をつないでも、囲めないだろうと思われた。


 長きに渡りこの地を治めてきた土地の雰囲気と大鳥居の偉大さに感動している美佐緒をよそに、美彩季はカメラのフィルムに限度がないと思っているかのようにシャッターを切っていた。


「はい、お姉ちゃん。こっち。ここに立って。記念写真撮るから」


 美彩季は、出雲の大地に陶酔している美佐緒を無理矢理引っ張って石柱の横に立たせた。そして、石柱全体が入るように一歩一歩下がっていった。


「はい、チーズ!」


 美佐緒は美彩季の合図に反応を見せない。笑顔は作らず、ただ澄まして写真に撮られた。自分が写った写真を鈴木に送ろうとは考えていなかったが、やっぱり笑顔の方が良かったかと自分に問いかけた。しかし、この強い日差しで、目は開けづらいという言い訳を思いつく。


 そこに美彩季が駆け寄ってきて、美佐緒の隣に並んだ。


「はい、お姉ちゃん。笑って。ピース!」


 いつの間にか美彩季は近くにいた観光客に撮影を頼んだようだ。インスタントカメラを持った観光客は、バスで一緒だった人だ。一人旅をしていそうな大きなリュックを背負った若い男性だった。


 ここは少し笑っておかないと、不仲の姉妹に思われても嫌だ。


 出雲に咲いた二輪のひまわりのように、妹・美彩季のハツラツとした笑顔と落ちついてキレイに笑う姉の美佐緒の光景がフィルムに焼きついた。


 美彩季は、男性からカメラを受け取り、せっせと大鳥居をくぐり、松並み木の参道へと駆けて行ってしまう。


 美佐緒は写真を撮ってくれた男性に軽く会釈をして、妹の後を追う。大鳥居の前でしっかり一礼をしてから、足早に歩を進める。


 砂利道の参道は、両脇に数多くの松の木が並び、日差しは遮られ涼しい。神に澄まされた風が、汗で濡れた首回りを通り、ひんやりとする。神の気を肌で感じたように錯覚した。


 真っ直ぐ続く参道の先はまだ細く見え、松が壁となって出雲大社は見ることはできない。


 普段であれば雑音にしか聞こえないセミの声や観光客が歩いてこすれる砂利の音が、この出雲大社では神聖に聞こえてくる。


 美佐緒は、美彩季に追いついた。


「美彩季、勝手に行かないでよ。こういうところには、ちゃんと参拝の仕方があるの。鳥居をくぐる時は、一礼してからじゃないといけないの」


「もうお姉ちゃんは細かいな。そんなんだから、彼氏の一人や二人できないんだよ」


「どういう意味?」


 まだ15歳で、彼氏は必要ないでしょ。ましてや二人も。だいたい、13歳の口からよくもそんなことが出るものだと、感心した。


「お姉ちゃんのそういう真面目な性格や細かいところに気づく性格って、最初は男子ウケするよ。でも、少し時間が経つと色々うるさいとか、下手したら重いって言われるのがオチ」


 さすが姉妹というべきか。前半部分の指摘は当たっていると思う。けど、後半部分は、私と正反対で年下の妹に言われる筋合いはない。


「そうかしら? 美彩季みたいに始終動きまくって落ち着きなくて、しゃべりっぱなしなのも男子からうるさいって言われると思うけど」


 美佐緒は、妹の性格の難を示してみたが。


「日陰でほそぼそしているよりは、いいと思うけどね」


 陸上部で毎日炎天下で走りまくる美彩季のこんがり焼けた肌を見て、美佐緒は何も言えなかった。性格も肌の色も反対。だからと言って、真健康体の象徴のような肌色に憧れているわけではない。


 今日唯一の汚点は、ツバあり帽子を持ってき忘れてしまったことだ。朝早く家を出て涼しかったため、忘れたことに気づかなかった。というより、少し寝坊した美彩季をかまっていたせいだ。


 家に帰って、首元を鏡で見るのが怖い。


「出雲大社は、縁結び最強の神様がいるんだから、お姉ちゃんのことちゃんとお願いしといてあげるから!」


 余計なお世話だ。



- 3 -


 松並み木を抜けると、また強い日差しが襲ってくる。石畳の道の先には、どっしりと地に構えた拝殿の姿が目に飛び込んでくる。そして、出雲大社といえばこれという、軒先にかけられた横に伸びる大きなしめ縄も見てとれた。


「ちょっと待って。向こうに行く前にちゃんと手を清めてから」


 美佐緒は美彩季の手をつかみ、強制的に手水舍に連れて行った。参拝者向けに手水方法が掲示されている。美彩季もそれを見ながら、柄杓を持って手と口を清めた。


 この暑さで水は冷たくはないが、気持ち的にも清められたと感じる。


 美彩季はちゃっちゃと清めを済ませ、また一人で拝殿に向かってしまった。拝殿の大しめ縄の下で、美彩季は大きく口を開けて見上げていた。


「太いね。どのくらい重いのかな」


「4トンくらいあるみたいよ」


「よく知ってるね。さすがはお姉ちゃん」


 それは、夏期講習の帰りに本屋で観光雑誌を読み込んでおいたからだ。予習の素晴らしさを小一時間語りきかせてやりたいところである。


「向こうにある神楽殿ていう建物にもこの大しめ縄があるよ。これよりももっと大きいんだって。ここを参拝したら行くからね」


「あ、お金が刺さってる!」


 よった縄と縄の間に、大縄を半分に切った円錐状のものが下から突き刺さっている形に見える。その円錐の底辺は、わらがキレイに切り揃えられてむき出しなっている。そこに一円や五円玉が挟まっていたのである。


「一回で、挟まるといいことがあるらしいよ」


 これまた、雑誌に書いてあった知識を披露した。


「じゃぁ、私もやる」


 と、美彩季はリュックから財布を出そうとした。


「はいはい。その前にお参りしてから」


 美佐緒は、妹がはしゃぎ始める前に賽銭箱の前に促した。


「出雲大社は、二拝、二拍手、一拝の順番でやるの。前の人を見て」


「はーい。ここはちゃんとやらないと、良いご縁に結びつかないからね」


「あのねぇ……。そういうつもりで来たわけじゃないから」


 二人はお賽銭を投げ入れ、二拝、二拍手、一拝した。美佐緒が次に目を開けた時には、美彩季は隣からいなくなっていた。


 その程度の思いでは、ご利益は半減ね。


 真後ろで、小銭を大しめ縄に真下から投げ込んでいた。一回では上手く刺さらなくなかったようだ。何度目かで喜びの声をあげた。


 そして、自分の役目を思い出したからのように、日差しの中に出て行き、カメラを構え、拝殿や大しめ縄の写真を撮り始めた。と、そこに大鳥居で写真を撮ってくれた男性が姿を現し、美彩季は無邪気にまた撮影をお願いしてしまう。


 二人は大しめ縄をバックに撮影してもらった。


 それからお礼を言って、拝殿の裏にある本殿に向かう。しかし、本殿はいくつかの建物と塀に囲まれていて直接参拝することはおろか本殿そのものを見ることはできない。にょきっと飛び出た本殿の屋根は、そこから拝むことはできたが。


 本殿と拝殿を直線で結ぶところの地面には、ピンク色の3つの丸い痕が三角形を作るように並んでいる。


「お姉ちゃん。この丸いのって」


「あの柱の痕ね」


「じゃぁ、ここに柱が並んで、あのあたりに神殿があったんだ」


 美彩季は、晴れ渡る青空の途中を指差した。


 昔、出雲大社は48メートルの高さに神殿があったとされ、その時の柱がそのピンクの丸位置にあったと発掘調査で分かっている。


「なんで、出雲編の最終局面が京都なのかわからない」


 美佐緒は、不満気にしゃべり出した。


「トントンと話が進みすぎるのも良くないと思うし。出雲編はこのまま、京都で決着がつきそうだし。せっかく神々が集まるこの場所に来て、亜耶弥や英士の中で眠っていた神が目覚めたというのに、わざわざ京都に移動することはないでしょ」


「そう思っているのはお姉ちゃんくらいじゃないの? 私は今のままでいいと思うけど」


 二人は、本殿を囲む板張りの塀に沿って歩き出す。美佐緒の不満が神に届いてしまい、神のお怒りを買うのではないか。そんな心配など、二人はしてもいない。


「零士が天使として黄金の羽を蘇らせる時に、この本殿が昔の伝説のように地面から柱を伸ばして、宙に上がって行ったら本当の最終局面にふさわしい舞台になるのに。そういう発想が欲しかったな」


 その本殿は、塀に遮られ全体を確認することはできない。屋根だけならその姿を見上げて見ることはできた。神社建築の中では日本一高く約24メートルあるのだ。屋根の左右には、空を貫くように伸びた二組の木がXに交差して、屋根に鎮座している。高いところにあるため小さく見えるが実際には、8メートルの長さがあるようだ。


 美彩季は、姉の愚痴を聞きながらシャッターを切っていく。


「もし、作者に会うことができたら、絶対言ってやるんだから」


「なんて?」


「私の考えたように話を直してって」


「それは無理じゃない?」


「無理なら、私が書き直す。今は受験勉強中だから、終わったら書こうかな」


「それだけ文句言っておいて、お姉ちゃんのが面白くなかったらウケる」


「ひどいこと言うわね。絶対、私の方が面白くできるのに」


「それは読んだ後だから言えるんでしょ。ゼロから作ってからにした方がいいと思うよ。私が思うにね、お姉ちゃんが書いたら、たぶん、キレイに書きすぎて予定調和で終わりそうだけど。事実も大事かもしれないけど、ファンタジックなものにしてよ!」


「そ、そんなことくらいわかってるわよ」


 美彩季の指摘はごもっともだ。言うだけは簡単だった。


「あ、美彩季。向こうの山、八雲山っていうんだよ」


 二人は本殿の真裏までやってきた。そこで、美佐緒が出雲大社の裏側にあたる北の方角にそびえ立つ山を指差した。


「へー。亜耶弥や英士の神の力を目覚めさせた八雲って名前は、あの八雲山からとったのかな?」


「それはわからない。具体的なことは書かれていないし、あとこの辺りで八雲といえば、耳なし芳一を書いた小泉八雲かもしれないし」


「あ、怖い話のやつだ」


 美彩季は八雲山をファインダーに入れてシャッターボタンを押す。二人は、また塀に沿って歩き出した。


「Supertailの中では、八雲は出雲大社の主みたいな力を持った人のように書かれていてたよね。黒き影に刺されて重傷を負った亜耶弥を生命の泉で回復させていたけど、その泉はここにないの?」


 美彩季はSupertailを思い返して、美佐緒に尋ねた。


「池はあるけど、本殿近くではないし、生命の泉という描写からは程遠いイメージね」


「ふーん。そこは作り話なんだ」


「そう。だから私はもう少し史実と掛け合わせたい。亜耶弥の中のツクヨミが目覚めるのだって生命の泉じゃなくても、向こうにある神楽殿の大きな神殿でもいいのに」


 美佐緒は流れる汗をハンドタオルでぬぐった。この暑さもあるが、物語の中で実際に登場する舞台を歩いて胸が弾んでもいた。


「えー、私は泉のままがいい。光に包まれて幻想的な方がいい」



- 4 -


 二人は、本殿のある敷地を離れ、その隣の神楽殿にやってきた。拝殿にもあった大しめ縄よりもさらに大きく太い大しめ縄に驚きを隠せない。両腕を広げても縄の方が太い。それは厳かにたたずむ社殿にさらに威厳を与えている。人にとっては大きいが、神にとってはこれでもまだ小さいのかもしれない。


「出雲大社は、旧暦の10月に八百万の神々が各地から集まってくるとされ、神在月って呼ばれているの。普通、旧暦の10月は神無月。神のいない月って呼ばれているけど、出雲大社にみんな集まっていなくなっちゃうからね」


「知ってる。各地の神様が人々の縁を持って集まり、ここでご縁を結ぶんでしょ。出雲編書くなら、こういうロマンチックな話を盛り込んでみたら? あ、お姉ちゃんにはそういうロマンティックな話はまだ無理かな」


 と、美彩季はからかう横目で美佐緒を確認して、スッと一歩離れた。しかし、美佐緒は思案顔をして黙り込んでいた。いくばくかして、口を開いた。


「せっかく神が集まるのに、有皇川聖士の中で目覚めた剣闘神・神殺しの力をこの舞台で使わない手はない。月神という敵キャラと死闘するのだからなおのこと。なんなら、この神楽殿の屋根の上で、二人が刀を突き合わせてもいいかも。時間は夜。バックには怪しい雲に見え隠れする月もあって……」


「お姉ちゃん。口からもれてるよ。妄想は自分の中でしてよね」


 美彩季はカメラを向けて、無防備で我に返った自分を羞恥する姉の写真を撮ることができた。


「え、ちょっと美彩季。今のは、なしよ」


「もう遅いよー」


 美彩季は、炎天下の中、走り去っていく。走って追いかける気力はない。


 汗ばんだ腕時計を見ると、とうにお昼の時刻を過ぎていた。昼食は出雲そばと決めている。これまた観光雑誌に書かれていたものだが。


 ちょろちょろ駆け回る妹をそのエサで釣って、行こうとしよう。


 まさか、どこの誰が書いたのかわからない小説を読んで、その舞台を見に行ってしまう自分がいるとは。


 しかし、これ以上にSupertailという物語の中に釣られて取り込まれてしまうのは美佐緒の方だと、まだ彼女は知らない。



- 5 -


鈴木 あきれ さんへ


 暑いですね。夏風邪などひいて、体調崩していませんか? お互い受験生なので、この夏を一緒に乗り切れたらいいなと思います。乗り切るための栄養ドリンクではありませんが、以前お伝えしていた出雲大社に行ってきました。


 写真、同封しました。撮影は、一緒に行った妹の美彩季に任せちゃいました。でも、出雲大社の迫力は伝わると思います。


 実際に出雲大社に行って、やっぱりSupertail 出雲編は、出雲大社で終わらせた方がいいと改めて思いました。きっと、あきれさんも出雲大社に行ったら私の気持ちがわかると思います。


 いつか、私が思う出雲編を書いてみたいと思います。その時は、あきれさんが最初の読者になってくださいね。


 あ、初めて私の姿を写真で目にすると思います。こんな私ですが、改めてよろしくお願いしますね! 小さくて日焼けが著しいのが妹です。



 そういえば、例のロボット部の……





 それではお返事お待ちしています。



 天野美佐緒より

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