第13話:堅物《かたぶつ》

「まったく、融通ってモンが利かない堅物かたぶつの六平。


 せっかくカモがネギ背負って鍋に浸かって、その上、火ぃまで炊いて、箸で突っついて、さぁ、お食べと……

 言ってるのにも関わらず……。


 まだ四の五の言いやがる。


 お里は、充分、出来上がってンのに……。


 豊かな胸の膨らみは、汗にまみれて濡れ輝き、男心を誘っていく。


 あえぐ声は何とも言えずつやっぽい。


 股間からはあやしくしたたしずくが白く輝く太ももを濡らしていく」



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