第15話 よい文章の書き方

☆むだぶん

 エッセイというのは、基本的にむだぶんなので、

 読者を疲れさせたり、退屈させないことが肝要である。とひとは言う。


☆文章を引き締めるために

 できるだけ、接続詞は使わないようにしている。

 「しかし」 「そして」 「だが」 などということばである。

 難しいことばも、知っているけど入れない。

 忖度(そんたく)、俚諺(りげん)、遜色(そんしょく)ない……。

 真反対の諺も知っている。

 栴檀(せんだん)は二葉(ふたば)より芳(かんば)し

 早く実のなる木は早く腐る(大器晩成)

 善はいそげ

 急(せ)いては事をし損じる

 死んで花実が咲くものか

 虎は死んで皮を残し 人は死んで名を残す

 (意味は自分で調べるように)。

 

 こっちがわかってても、相手は知らないことがある

 難しいというだけで 読まれないのは悲しい。


☆古い書物には、難しいことばがいっぱい!

 こないだ、森鴎外の 『諸国物語』 (上) を読んだのだが、

 この本は難しいことばの羅列(られつ)であった。

 旧いことばは、ネットや国語辞典に載ってない場合がある。

 図書館まで出向いて漢和辞典で調べた。

 つかうアテがないので ムダ知識である。

 

☆最近読んだ文章鍛錬のエッセイ

 文章を、もっと磨きたくて、他の人はどうしているのかを

 カクヨムで紹介しているエッセイを拝読した。

 非常に笑えて、ためになる話だった。

 今後はライノベではなく、児童文学が主流になる、と

 個人的には思っているが、

 その創作の参考になるかもしれない。

 感謝!


#文章修行 #文章の書き方 #今後の流行

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