第7話 苦手な科目
☆苦手な科目
わたしは、美術という学科が、いちばん苦手です。
算数は、小学校のころ、珠算(そろばん)をやっていたので、
やろうと思えばいまだって暗算はできるでしょうが、
いかに工夫しても、絵がダメなんです。
先生に呆れられても、実母からガミガミ言われても、
すごい成績をもらっても、
いっこうに上達しなかったのに、
興味だけがいよいよ増してきているのでした。
☆猫の絵が宇宙人に……
猫の絵を描いたつもりが、宇宙人に見える。
陶芸ではコーヒーカップに穴が空く。
銅版で ウサギ を 凸れば 「それ、岩?」
みんなが楽しそうに、作品を仕上げていくのを見つつ
絶望的に自作をみやるわたし
目前に広がる凄絶作品。つまんない。
☆何故、この世の中に美術があるのか
たしかに絵には、興味がある。
なんどか挑戦したこともある。
でも、「美しい」 「こころ惹かれる」 「素晴らしい」
言われたことない。モネよりダリを面白がる性分。
何故、この世の中に、美術があって、わたしを悩ませるのでしょう。
わたしのこころが、うっとおしさに暗くよどんでしまっているのは、
梅雨のせいばかりじゃありません。
☆それでも絵を描きたい
トレーシングペーパーで、描きたい対象を書き写し
それを何度も繰り返せ、という助言もいただきました。
実際にやったら、ピカソになりました。
それでも下手の横好き、絵は描きたい。
発表したら恥を掻くと言われても
この気持ちだけは抑えがたい!
かわいいイラストの指南書を横目で見つつ
暇があったらちょこちょこ描いていたりします。
でも、恥ずかしいので、もっぱら人の絵で
HPやブログを書いています。
絵は上達しないものとあきらめて
ポケモンGOでもしますかね。
ポケモンたちかわいいから
描きたくなる気持ちが、またぞろ湧くんですが!
どうしてくれる。
#絵 #美術 #苦手 #下手 #ポケモン
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます