最後に駆けつけて


僕を必要としてくれる人がいたら

傍に行って寄り添いたいと思うんだ


僕を呼ぶ声が

同時に別々の方向から聞こえて

だけど

僕の身体はひとつしかなくて


ごめんね、僕の一番大切な君のところへ

一番最初に駆けつけたいけど

一番最後に駆けつけるから


君の寂しいキモチはわかってるよ

でも


一番最後に駆けつけたなら

時間を忘れて

抱きしめてあげることができるでしょう?

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