そうぜつ?ハンター体験
@3786
第1話
私はサーバル!今日はヒグマの下でプレーリーとカピバラと一緒にハンターのれんしゅうをさしてもらうんだー
私もかばんちゃんを守るために強くならなきゃ!よーしがんばるぞー!
サーバル「えーと集合場所ってここかなぁ…うーん、わかんないや」
ヒグマ「サーバル!ここだー」
サーバル「あっ!ヒグマー。ごめんね、道に迷っちゃって」
ヒグマ「だろうと思ってたよ。カピバラがこの先で待ってるから合流しに行くぞ」
サーバル「プレーリーはー?」
ヒグマ「あいつも後から合流するみたいだ。全く…時間にルーズすぎるだろ…」
サーバル「そういえばヒグマはなんでハンターになろうと思ったの?」
ヒグマ「それは…話せば長くなる…」
サーバル「そっか、ごめんね?」
ヒグマ「いや…いいんだ、その気になったら私からおまえに話すよ」
サーバル「うん、ハンターってすっごいなー、いつもみんなのために知らないところでセルリアンと戦ってるなんて。みんなが安心して暮らせるのもヒグマ達のおかげだもんね」
ヒグマ「これ以上はよしてくれ、照れるだろ」
ヒグマはほめられなれてないんだねー。けどハンターを続けてるのはとてもすごいや
私も見習わなきゃ
サーバル「あっ!見えて来たよー。おーいカピバラー!…あれ?」
おかしいな頭しか見えないや、早起きしたからかな?
カピバラ「よよよ…」
ヒグマ「酷いな…生き埋めじゃないか…」
ガサッ
プレーリー「サーバル殿にヒグマ殿!やっと合流できたであります!先刻程穴掘りの途中背後から急に声をかけられたであります!なんだか悪党の気配を感じたので生き埋めにされる前に生き埋めにしてやったでありますよ!」
サーバル「この子はカピバラで悪党じゃなくて味方だよっ!」
プレーリー「な!なななんと!カピバラ殿でありましたか…これは失敬…吾輩の失態をお許しいただきたいであります…」ズボッ
カピバラ「気にしてないよよよ…」
ヒグマ「…とまぁなんだかんだで全員揃ったな。今日お前たちを呼んだのは他でもない、セルリアンと戦うための訓練を受けてもらうぞ
…いざという時大事な仲間を守れないと困るからな…」
サーバル「そうだね!私、強くなってもっとかばんちゃんの役にたちたいもん!」
プレーリー「吾輩も巣を!仲間を!ビーバー殿を!!守るために志願したでありますよ」
カピバラ「ギンギツネ達にはお世話になってるからねねね…温泉に入れなくなるのは辛いからあの子達のために頑張るよよよ」
ヒグマ「おまえら…サイコーすぎるだろ…」
ヒグマ「さあ訓練開始だ!ビシバシいくぞ!」
ヒグマの訓練はとてもきびしー!
もうへとへとだよ〜…
ヒグマ「よーしお前たちよく頑張ったな、次が最後の訓練だ。セルリアンは石が弱点だろ?あの岩を砕けたら訓練終了だ」
サーバル「あの岩だね!よーし負けないんだから!うみゃみゃみゃ!」
リカオン「先輩!大変です!近場にセルリアンが!今キンシコウ先輩が食い止めてますが…なにぶん数が多くて…」
ヒグマ「何!?リカオン、先に言っててくれ。後から私も向かう!」
リカオン「オーダー、了解です!ではっ!」
ヒグマ「おい!お前たち!」
サーバル「どうしたの?」プレーリー「どうしたでありますか?」カピバラ「よよ?」
ヒグマ「残念だが…訓練は中止だ、セルリアンが近くに現れた。それもたくさんいるみたいだ。時期にここにも来るだろう…お前たちだけでも逃げろ!」
サーバル「ダメだよ!数が多いならこっちだって数で戦わなきゃ!」
プレーリー「そうでありますよ!ヒグマ殿から受けた訓練を実践するチャンスではありませぬか!」
カピバラ「怖いけど頑張るよよよ」
ヒグマ「お前らがそこまで言うなら…よしわかった、だがホントに危ない時は逃げろよ!」
カピバラ「あれがセルリアン…」
プレーリー「血が騒ぐでありますなぁ!」
サーバル「うん!みんな、頑張ろう!」
ヒグマ「よし作戦だ、まずプレーリーが落とし穴を掘ってセルリアンが落とし穴にかかったらカピバラがお湯をかけて最後にサーバルがトドメだ!…っておい!話くらいきけ!」
サーバル「みこやー!」ぱかぁーん
すごーい!!訓練のおかげかな?
プレーリー「こちらも片付いたであります!」
カピバラ「野生解放だよよよ」
プレーリー「む!あっちにセルリアン!ここであったが100年目!突撃でありまーす!」
サーバル「ちょっと大きいよ!? 危ない!避けて!」
ヒグマ「うおりゃああああぁ!」ぱっかーん!
ヒグマ「今ので最後か…お前ら大丈夫か?」
カピバラ「すごい一撃だねねね…」
サーバル「衝撃でプレーリーが吹き飛んじゃった!」
プレーリー「タッケテー」
サーバル「ヒグマ、色々あったけど今日はありがとね」
プレーリー「おかげで強くなった気がするであります!」
カピバラ「いい経験だったよよよ」
ヒグマ「お、おう!また訓練受けたかったらいつでも来いよな!」
ヒグマ「それと…サーバル、何があっても仲間を大切にな。私は何度も別れを経験して来た…
今まではこれ以上失わないためには私が強くなればいいとだけ思ってた
だけど一人だけだと思ってたそんな私にも仲間が出来た
仲間を、パークを守るために強くなるんだ
そしてその気持ちはあいつらも同じだということ
お互い意識しあえばきっともっと強くなれるはずだ。お前たちならきっとできる。だから今回訓練を開いたのさ。柄にもなく…な」
サーバル「うん。すごく感謝してるよ。またよろしくね!」
ハンターってあんなに大変だなんてやってみてわかったよ…
そしてそれを頑張ってるヒグマ達にそんけいしちゃうなー
さて今日あった事をかばんちゃんとボスにお話しよっと
(終)
そうぜつ?ハンター体験 @3786
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