ハウスルール提案

ワークスフルスクラッチ

 DX3rdをやっていて良く直面する問題として、数字を優先するとワークスを好きに選べないという問題がある。

 別に数字優先しなきゃいいのでは? ……と言われれば、全くその通りではある。

 だが、職業選択の自由くらいはあってもいいのではないだろうか?

 だったら、カバーでそれは表現すればいいのでは? ……と言われれば、やっぱり全くその通りである。

 そもそも、ワークスはエンブレムとも直結しているデータであるため、安易に弄る事は基本的にはあまり良い事ではない。公平性を欠くともいえる。

 故に、ワークスは別に変に弄り回す必要などない。

 公式が準備したデータを粛々と活用すればそれでいいのだ。

 Q.E.D.

 

 うるせぇ、そんなこたぁどうでもいいんだ、俺は好きな数字をつけたオリジナル職業であそびてぇんだよ!

 

 そう思ってしまったデータ奴隷用ハウスルールが、こちらのワークスフルスクラッチである。 



◆『まずはどの陣営に所属し、どのエンブレムに対応しているか決定する』

 ワークスのデータでなんだかんだ一番重たい部分はここである。どのエンブレムを取れてどのエンブレムを取れないかは重要な区分であり、これを無視する事は出来ない。まずはここを厳密に定義しておく。エンブレムを使わない環境なら無視するか、既存の公式ワークスのいずれかの亜種扱いとでもして、とれるエンブレムはそれと同等であると裁定すれば良いだろう。


◆『種族を決定する』

 具合的にいえば、人間であるか、レネゲイドビーイングであるか、Aオーヴァードであるかである。レネゲイドビーイングやAオーヴァードであるなら、それぞれの専用ルールをどの範囲まで採用するか、ここも厳密に定義する必要がある。

 

◆『能力値ボーナスを決定する』

 ここで肉体、感覚、精神、社会のいずれか1つを選んで1点のボーナスを割り振る。

 遠慮なく数字優先にできるため、フルスクラッチビルドがより楽になる。

 

◆『初期技能を決定する』

 合計で経験点9点分かつ最大Lv4以下で好きに技能を取る。

 

◆『ワークス名を決定する』

 適当にそれっぽい名前をつけておしまいである。

 


 仔細は以上である。

 あくまでハウスルールの提案であるため、別に大した事は書いていない。

 また、これをそのまま活用すると社会の能力値ボーナスを持ちながら白兵Lv4なども普通に作れてしまうため、イメージ的にはかなり妙なワークスが出来上がる事になる。まさに数字だけを優先した歪なワークスといえるだろう。フレーバーもへったくれもあったもんではないと批判されても全く仕方がない。

 無論、そういったところが気に入らないなら、勿論こんなハウスルールは採用するべきではない。どのハウスルールでも言える事だが、使用するかどうかは卓面子と十分に相談し、きちんとコンセンサスを取ってから、採択を検討すると良いだろう。

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