Mad love

冬凪

Preface Chapter

ドアを開けてみると微かに残っている君の匂いを探してしまう。

カーテン越しに見える月が独りの俺を笑っているようだ。


今日も君はここにいない


瞼を閉じれば今も君が微笑んでる。

時を戻せたら失敗しなかったのだろうか。

飾ってた写真も伏せて、新しい日々を送る。

この繰り返し。

もし戻れたら俺は何をするだろう、また同じことをするのだろうか。

一つ一つ問題点を探して直すのだろうか。


君が俺にくれた思い出も何もかもが宝物で、くだらないことで笑いあった日も、

喧嘩した日も


あの日してしまった過ちも


すべてやり直せたらいいのになんて思う。


この物語は俺と君の狂った愛物語。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る