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耳を済ませておりましたら、さわさわと幽かに何かが鳴っておりました。私の足は、自然とそちらへと向かっておりました。暫く歩くと、突然目の前が真っ暗になり、次に気がついた時には、空に輝く星々が、私を見下ろしておりました。私はその時怖さよりも、ただ、美しいと感じました。
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