詩集<追憶>

積田 夕

今年も桜が蕾をほころばせはじめました

今年も君と初めて出会った季節に会えました


毎年桜を見上げながら

君はどうしているんだろう、と考えます


風の便りに耳を塞いで

今でも君は元気で幸せ

そう信じていようと決めたのです


わたしの中で君はずっと変わらなくて


変えようとも思わない


わたしの中で君はずっと

いつでも会える笑顔の人でいてほしい





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