白昼夢
夢を見ているかい?
ボクは見ているさ!
どんな夢を見ているかって?
色んな夢さ
空を自由に飛んだり
大自然の中で悠々と過ごしたり
風よりも速く走ったり
エラい人になっていっぱい命令もしたなぁ
学者さんになってノーベル賞なんてのも獲ったね
世界はボクの思い通りさ!
なんでもできる!
最近はあんまり見なくなってしまったな
昔はもっとたくさんの夢を見れた気がするよ
どうしてかな?
おや?遠くで何か聞こえるね
これは・・・
ベルの音だ!
だんだん大きくなってきた
どうやら時間切れのようだ
嫌だなぁ
そろそろ現実に戻らないといけないなぁ
まだまだ夢を見ていたいよ
おっと
なんだかいっぱい声が聞こえるよ
叫び声かな
怒号かな
カメラの音も聞こえた気がするな
でもやった!
夢の続きが始まった!
これでまたボクは自由さ!
永遠に自由さ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます