とうきょうスカイツリー

黒い船

おりじなりてぃ

自分しか知らないはずだった夢の世界は、

結局何かの組み合わせで出来てるって、気づいてしまった。


それが悲しくて、もう格好つけるのをやめた。

意味もよく分からないまま普通という言葉を受け入れた。


それから普通の日々が始まった。

起きて、食事して、学校行って、友達と話して、何かを思って、何かを話して、寝る。


何も変わらなかった。

みんなが笑って話を聞いてくれるようになったこと以外は。





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