屋上の爽2


「……懐かしいな」


あの時の約束通り、爽は合唱部に入って、

僕は温子さんと仲良くなれた。


そのお返しを今、受け取ってると思うと、

自然と口角が上がって行くのが分かった。


まあ、受け取ってるっていうか、

盗み聞きしてる感じだけれど――


「お、晶じゃん。おいすー!」


バレたから、

もう盗み聞きではないか。


「おはよう。

今日は屋上で歌ってるんだ」


「そそ。たまには青空の下で

歌いたい気分になってさー」


「そういえば、どうして屋上で歌わなくなったの?

前は結構歌ってたと思うんだけれど」


「あー……それね。

実は生活指導に怒られちゃってさ」


「歌うんだったら、

ちゃんと音楽室で歌え~って」


ああ、そういうことか。


「まあ、生徒会の人間が言うのもなんだけれど、

たまになら屋上で歌ってもいいんじゃないかな」


「爽のまともな歌を久々に聞いたら、

やっぱりいいなと思ったしね」


「お、あたしの歌を聞きたい感じ?

だったらいつでも歌ったげるのに」


「何なら今からでも、

晶のスーパーいいところソングを……」


「いや勘弁してホントに」


っていうかアレ、

絶対に褒めてないし。


「あ、そういえばさ、

あたしも晶に聞きたいことがあったんだ」


「昨日のアレって何だったの?

別れ際に超焦ってる感じだったじゃん」


「ああ、あれは実は、

急いでトイレに行きたくて……」


「はぁ?

ウンコ出そうだったって話?」


「恥ずかしながら」


「なーんだ、心配して損したー」


「ごめんね、言い出せなくて。

ホントにやばかったから」


我ながら酷い言い訳だけれど、

ギリギリ通じないわけでもないだろう。


「まあ別にいいよ。目の前で漏らされたところで、

あたしじゃ写メるくらいしかできないと思うしね」


いや、そこは友達なんだから

助けて下さい……。


「それより、あたしの言うこと、

何でも聞いてくれるんだよね?」


「……まあ、そういう約束しちゃったしね。

あんまり無理な要求じゃなければ」


「えー、どうしよっかなー?

無理な要求したいんだけどなぁ~?」


「あのね……」


「へへっ。ま、考えとくよ。

切り札は使うべきタイミングってやつがあるしね」


「……何だか今から気が滅入ってきた」


「お、元気ない感じ?

それじゃ、今日も朝から一本いっとく?」


いっぽんいっとく?


「やだもー、決まってんじゃん。

分かってるくせにとぼけちゃってー」


「パンツだよパンツ。覗きスポット!

晶ってばホンっとむっつりなんだから」


「っていうか、むっつりくんなんだから、

もしかしてもう、一人で覗きに行っちゃってる?」


うっ……。


「あ、その顔!

マジで覗きに行っちゃった系?」


「い、いや……行ってない行ってない」


「はい嘘ばっか! 嘘ついちゃダメー!

どうせ晶は顔に出て、すぐにバレるんだから」


「で、誰の見たの? 可愛い子?

まさか魔女子さんだったりしない?」


「いや、あのね……」


目の前のあなたのを見ました――なんて、

どうやって言えっていうんだよ……!


「僕は見に行ってないから」


「僕は見に行ってない……ってことは、

あくまで能動的じゃなくて偶然ですって話?」


す、鋭い……!


「おお、図星ですかにゃー?

次の言い訳は、行ったけど僕は見てないかにゃー?」


「も一つオマケに言っちゃうと、

見ようとして見たわけじゃないですかにゃー?」


「い、いや……そんなことは……」


っていうか、鋭すぎるだろ!


何でそんな、

僕の言い訳を見透かしてくるんだっ?


「ねーいいじゃん。教えてくれても。

別に恥ずかしいことじゃないんだからさー」


「あたし誰にも言ったりしないしさ。

っていうか、晶に害あること絶対しない!」


「じゃあ、何でそんなの

聞きたがるのさ……?」


「そりゃもう、晶とパンツの話をしたいからですよ。

男の子がどういう風にパンツ見てるのか気になる!」


ああ……ったくもう……。


「……後悔するなよ?」


「しないしない!

するわけないじゃん!」


「ほら、勇気を出して、おぢちゃんに話してごらん?

全然怖くないからさぁ」


まあ……後悔しないって言ってるし、

言ってしまうか。


一応、武士の情けで、

僕の口から名前を出すことだけはしないように……。


「見えたのは、今日だよ」


「ほほーっ! 今日!

ほやほやですなぁー!」


「っていうか、

今さっきなんだけれど……」


「今さっき! これはまだ、

網膜に映像が焼き付いている可能性も……!?」


「で、その子は……同じ学年だった」


「同じ学年!

いいなぁー、あたしも見たかった!」


「っていうか、同じクラス」


「え……同じクラス?

だれだれっ?」


「僕の友達」


「えっ」


「しかも、屋上に上がってきた」


「……え?」


爽の顔が、見る見る赤くなっていく。


ようやく気付いたか。


「あのさ、僕も鬼じゃないから、

一応は確認しておきたいんだけれどさ」


「感想……聞きたい?」


「あ……いえ。結構です」


「うん……ならいいや」


「お見苦しいものをお見せしまして、

どうもすみませんでした……」


いや、別にそんな、

卑屈にならなくても。


「だ、だってあたしのパンツなんて、

見ても全然嬉しくなんてないでしょ?」


「別に可愛くもないし、

スタイルも全然よくないし……」


「いや、爽は普通に可愛いでしょ」


「えっ」


「『えっ』じゃなくて。可愛いってば」


「う、うそっ……そんなこと、

別に……だってあたし……」


「嘘じゃないって。ホントホント」


「さっきの……その、見ちゃったのも、

正直言って嬉しかったよ」


「っ……!」


ばばっと音を立てる勢いで、

爽がスカートの裾を押さえつける。


「お、お世辞とか、

別にいいんだけどっ」


「いや、お世辞じゃないってば。

爽は可愛いよ」


見ちゃった本人に、

何言ってるんだって話だけれど。


「そ、そんなことないと思うんだけど……

でも、晶がそう言ってくれるなら……」


真っ赤な顔で俯いて、

両手の人差し指をくるくると絡ませる爽。


消え入りそうな声でぶつぶつと呟いてはいるけれど、

何でそんなに疑ってるのかがよく分からない。


とか思ってたら、いきなり手を叩いて、

『そういうことか!』と高らかに叫んだ。


「ど、どうしたの?」


「さては晶、あたしの何でも言うこと権を怖れて、

機嫌を取りに来てるな!?」


……は?


「いや、大丈夫!

言わなくても分かるから!」


「ふー、やばいやばい。騙されるところだった。

朝から爽汁生搾り状態だねこれ」


ふー、と手の甲で額の汗を拭って、

爽がべちんべちんと頬を叩く。


それから、訳の分からないポーズを取って、

臨戦態勢かかって来いとばかりに僕を睨み付けてきた。


「さてバッチ来い!

今のあたしは覚醒してしまった!」


「……よく分からないけれど、

もうすぐ始業時間だし、教室に行かない?」


「えっ……?」


「ほら、遅刻するし。行こうよ」


「お、おう……分かった。

って、何で晶と一緒に行かないといけないわけ!?」


「いや、だって教室同じでしょ」


「いいから! あたしはもう少し気を高めるから!

晶だけで先に行ってってば!」


……気を高める?


まあ、爽が理解不能なことを始めるのは

いつものことだし、気にするだけ無駄か。


「それじゃあ、先に教室行ってるよ」


「行け行け! 早くゴー!」


「はいはい」


爽に追い立てられて、屋上を後にする。


途端――閉めたドアの向こうから、

『ぎゃー』とか『うわー』とかいう奇声が聞こえてきた。


天才の発声練習は、

どうやら僕には理解不能らしかった。





「ンだとテメェ?」


「ん……?」


昼休み――


プリントを職員室へと届けに行くその道中で、

怒気を含んだ声がどこかから聞こえてきた。


「もう一回言ってみろやオイ。あ?」


争い事か?


何か、やたらデカい男が、

声を上げているみたいに見えるけれど……。


場合によっては止めなきゃ――と思いつつ、

人垣の隙間から現場を窺う。


うわっ……。


トラブルを起こしていたのは、

よりにもよって――鬼塚。


どういう経緯かは分からないけれど、

怯えているのが鬼塚の相手であることは間違いない。


ついでに言えば、もし殴り合いが始まったら、

それはもう一方的な結果で鬼塚が勝つだろう。


「……まあ、助けに行くか」


職員室に行く用事なんて、

別に急ぐようなものじゃない。


なるべく目立ちたくない気持ちはあるけれど、

人助けのほうが優先だ。


「すみません。

ちょっと通して下さい」


野次馬を割って抜けて、騒ぎの中心へ入る。


そうして、一触即発という感じの、

鬼塚の元へ――


「あの……」


「あぁ? ンだテメェは!?」


「生徒会の笹山です。

もしケンカだったら、やめておきませんか?」


「生徒会だぁ?

何で生徒会が俺に口出してきてんだコラ」


「いや、ケンカを止めに……」


「関係ねぇやつが

余計な口出しして来てんじゃねぇぞコラァッ!」


雄叫びと言っても差し支えない声量に、

思わず体が竦み上がる。


っていうか、昨日あれだけ話が通じてたのに、

何で今日はこんなに荒れてるんだ?


そのあまりの変貌ぶりに、

本当に同一人物かと改めて顔を見直す。


その瞬間――


「あっ、テメ……」


鬼塚に絡まれていた男子生徒が、

一瞬の隙を突いて逃げていった。


「この野郎……!

テメェのせいで逃がしちまったじゃねぇか!」


鬼塚に胸ぐらを掴み上げられ、

思い切り引き寄せられる。


「ちょっ……落ち着いて下さい、

鬼塚先輩」


「何でテメェが俺の名前知ってんだよオイ!」


「いや、だって昨日、

教えてもらったじゃないですか」


「昨日だぁ……?」


僕の囁きに、

眉間へ深々と皺を刻む鬼塚。


もしかして、これ、

本気で僕のことを忘れてるんじゃ……。


「あの、笹山です。

昨日、鬼塚先輩に薬をもらった笹山です」


覚えてませんかと念を押して、

困惑の燻る瞳をじっと見つめる。


と――


「あ……ああ。笹山か」


鬼塚は、ようやく僕の胸ぐらから手を離してくれた。


「大丈夫ですか?」


「ああ……」


「目立つのはまずいと思って、

止めに入ったんですけれど……余計でした?」


「いや、問題ない」


……今は普通に問答できてるな。


となると、

さっきの暴れっぷりが異常だっただけか?


まさか、これが、

フォールの影響だなんてことは――


「お兄ちゃん!」


「……琴子? どうしてここに?」


「争いがあるって聞いたから、

止めに来たんだけど……もう大丈夫なの?」


「ああ、うん。もう終わったかな」


ですよね、と鬼塚に訊ねると、

鬼塚は面倒臭そうに頷いてくれた。


「……そっちはお前の妹か?」


「ええ、まあ……」


「兄弟を狙うやつもいるから、

気を付けろよ」


兄弟を狙うやつ……?


一体、誰が狙うんだ?


「……何でもねぇ」


鬼塚が僕らに背を向け、

人垣へと歩き出す。


それから、一睨みで野次馬を散らして、

廊下の向こうへと消えていった。


「お兄ちゃん、

今の人って誰……?」


「三年の鬼塚先輩だよ」


「何か……凄く怖そう」


「あの人がトラブルの原因みたいだけど、

お兄ちゃんの知り合いなの?」


「あー……うん。そうだね。

そんなに仲がいいわけじゃないけれどね」


……鬼塚と話してるところを、

琴子にはあんまり見られたくなかったな。


まあ、今さら言っても仕方ないか。


それ以外の面で、ABYSSだとバレないように、

上手く気を遣わないと。


特に身内だと、

些細な変化で勘ぐられたりするし。


……こうして考えると、

ABYSSも結構大変なんだな。





そして夕方――


「それじゃあ、

見回り頑張ってきてねー」


「はい、行ってきます」





……生徒会室を出てしばらく歩いたところで、

足を止めて外を眺める。


不審者探しにと提案した見回りだけれど、

全て解決した今は、する意味がなくなってしまった。


学園に来ていた不審者は、

片山の手下だってことは既に分かっている。


その上、今は僕がABYSSなわけだから、

ABYSSの調査も必要ない。


強いて僕が取るべき行動を挙げるとすれば、

片山に部外者を呼ぶのを控えてもらうよう言うくらいか。


まあ、それをするにしても、

しばらく様子を見てからだろうけれど――


「……何にしても、

本当に終わったんだなぁ」


するべきことがいきなり消えた途端に、

実感が湧いてきた。


手持ち無沙汰な戸惑いはあるけれど、

まあこれもいずれは慣れるだろう。


後は、自分がABYSSだってことを、

周りにバレないようにだけしていけばいい。


朝は黒塚さんを嫌って迂回してしまったけれど、

今後は嫌だろうと普段通りの行動をしていかないと。


差し当たっては、見回りの続きから――


そう思っていたところで、

ふと、中庭に部外者を見つけた。


……早速、仕事に行くか。





「あの……うちの学園に何か御用ですか?

基本、部外者は立ち入り禁止なんですけれど……」


「あー、部外者じゃないよ。

アタシ、この学園のOGだから」


「あ、そうだったんですか。

一応、お名前を伺ってもいいですか?」


「何で? っていうか、誰?」


「あ、生徒会の人間です。

今、見回りをやっているところで」


「へー、生徒会ね。

んじゃ、森本聖のこと知ってる?」


「それはまあ……前の副会長ですから」


「アタシ、あいつと知り合いなんだよ。

っていうか、あいつに会いに来たんだけどね」


「あ、そうなんですか。

それじゃあ、先輩に電話しましょうか?」


「いや、別にいいよ。

ここで待ち合わせしてるやつに連れてってもらうし」


知り合いなのに電話を嫌がるってことは……

嘘をついてる可能性もあるか?


何にしても、聖先輩が関わってるなら、

このまま放置するわけにはいかないか。


「あの、僕もここで待ってていいですか?」


「別にいいけど……

もしかして、アタシのこと疑ってる?」


「いえ、そういうわけじゃ。

自分の責任を回避するためって感じですね」


「もし何かあった場合、

僕の責任になっちゃうんで」


「それを疑ってるっつーんじゃねーの?」


「僕も本当はこんなことしたくないんですけれどね。

一応、見回りということなんで」


「あー、んじゃ、

しょうがないねぇ」


「アタシが電話してもいいけど、

面白そうだし、キミから聖に電話してもらえる?」


面白そう……?


「ホレ、早く早くっ」


「……とりあえず、分かりました。

ちょっと待って下さい」


微妙に引っかかりつつも、

急かされるままに携帯を取り出す――先輩にコール。



「……あ、お疲れ様です。

今、大丈夫ですか?」


「はい、大丈夫ですよー。

どうしましたか?」


「実はですね、先輩に会いに来たっていう、

学園のOGの方がいるんですが……」


「私に……ですか?

誰でしょう?」


「えーっと……」


そういえば、名前聞いてなかったんだっけ。


先輩に少々お待ちをと断って、

携帯を口元から離す――自称OGへと目を向ける。


「あの、お名前を

教えてもらってもいいですか?」


「あー、面倒臭いから、

アタシに替わってもらっていいかい?」


……まあ、そのほうが手っ取り早いか。


「すいません先輩。

今、ちょっとその人に替わりますね」


曖昧な先輩の返事を聞きつつ、

自称OGへと携帯を――


「はい借りるよー」


渡そうと思ったところで、

それよりも早くもぎ取られた。


「おーっす、聖。アタシだ」


「……高槻先輩!?」


「おーおー、嬉しそうな声出しちゃって。

そんなに歓迎しなくてもいいんだぜー?」


「どうしてあなたが、

晶くんと一緒にいるんですか!?」


「いや、別に何もねーよ。

つーか、アタシから声かけたんじゃねーし」


「中庭にいたら、お前んとこの可愛い子ちゃんが、

見回りとかいうので話しかけてきたんだっつーの」


……可愛い子ちゃん?


「っ……分かりました。

今から私が行きますから、そこを動かないで下さい」


「ああ、別に来なくていいよ。

せっかくだから可愛い子ちゃんに案内してもらうから」


「いや、晶くんは――」


「えー、なに? 聞こえなーい?

じゃーねーばいばーい」



「ほい、つーわけで案内よろしく!」


「うわっと!」


宙を飛んで戻ってくる携帯を、

慌てて受け止める。


……この人、本当に先輩の知り合いなんだよな?


「何だよ、まだ疑ってんの?」


「いや、そうじゃなくて……」


「ええと、いいんですか?

ここで待ち合わせしてる人がいたんですよね?」


「ああ、いーよいーよ。

そんなやつ放っておいて行こうぜ」


……まあ、このまま

連れて行っちゃっても大丈夫か。


そもそも、聖先輩は僕より強いんだし、

例え悪い人でもどうとでもなるだろう。





「そういやさ、キミ、名前なんつーの?

聖のやつが、晶って呼んでたけどさ」


「あーっと……」


先輩が僕の名前を呼んでたっていうなら、

敢えて隠す必要もないかな?


ABYSSの件も終わった以上、

警戒する相手なんてどこにもいないし。


「笹山晶です」


「……へー。ほー。なるほどねぇ」


「どうかしましたか?」


「んーん、別に。

キミがそうなんだと思っただけ」


……僕のことを、

聖先輩とかから聞いてたのかな?


「まあ、そんな気にしなくていいよ。

大したことじゃないから」


「そうですか……」


「それより、キミに名前を教えてもらったお返しに、

アタシも名前を教えてやんよ」


「あ、それじゃあお願いします」


「ああ、アタシは――」


「――高槻先輩」


途中で言葉を遮って。


突然現れた聖先輩が、

その人の名を呼んだ。


「おおー、聖。

久し振りだねぇ」


「待ってろっつったのに、わざわざ迎えに来るなんて、

なかなか感心するじゃねーか」


高槻と呼ばれた女性が、

聖先輩に親しげに笑いかける。


が、それに先輩は何も答えず、

肩を上下させながら高槻さんを睨み付けた。


っていうか……先輩、

もしかして、ここまで走って来たのか?


「晶くん、今日はもう

先に帰っていて下さい」


「えっ?」


「いいですね?」



先輩が、夕影にくすむ瞳で、

じっと僕の目を見つめてくる。


そのABYSSのような

有無を言わせぬ表情に/物言いに、


「……はい」


僕は、素直に頷くしかできなかった。




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