迷走脳内事情
ぼやけた視点がふらふらと虚空をさまよっている
清らかで清潔な空が遠くまで見えない
頭の中の温度計 細胞活動レベルの限界
天井を見るより天上を見よう
そこに宇宙の真理が映るよ
人工衛星の情報より天体衛星の光を
言葉にすら出来ない何かを感じるよ
どこまでも広く広がるイメージで心を軽くして
重力も自分の身体も全てがひとつになる
風に意識を乗せて旅をしよう
沈黙するカーテン
同じ事を繰り返すTV
物言わぬ物たち
動かなければ何も変わらない現実
絵空事を描いて暮らしたいな
メンドウなリアルばかりじゃ淋しいから
砲弾の音の響かないココなら悪くないよね
景気が悪いくらいじゃデモさへ起こらないココなら
じっとしていても汗が流れ出て止まない
窓の外では飛行機雲が伸びていく
あの鉄の鳥はどこに向かったんだろうね
いくつもの筋がゆっくりと空にとけていく
眠りたいのに眠れなくて体勢ばかり変えて
まだお日様は高く高く容赦なく
そしてTVは朝と同じ事を繰り返すばかり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます